校長室より(2024年5月1日)
学校長より
この度、亀井中学校に着任いたしました御前 昭一(みさき しょういち)です。昨年度までは志紀中学校に勤務しておりました。この亀井中学校には3年ぶりに帰ってまいりました。新型コロナウィル感染症が世を席巻し始めたころ、学年主任だった私は、初めての緊急事態宣言下、全国一斉休校のため教室に生徒たちを迎えられないまま3年生をスタートさせました。6月に予定だった修学旅行は延期を経て、あらためて準備を始めた矢先の8月に中止が決定しました。体育大会も文化祭も中止に。しかし、40期3年生たちは何もかも制限され、うつむくだけになりそうな日々をお互いに支えあい、顔をあげた凛とした姿で卒業していきました。そんな40期生を私自身も胸を張って送りだしたことをとても懐かしく思い出しています。
令和6年度の亀井中学校は先日の入学式で137名の新入生を迎え、2年生は135名、3年生は162名、全校生徒数434名で新たにスタートします。
入学式で話した式辞の中から一部を抜粋します。
私からは中学校生活で大切にしてほしいことを三つ お話しします
一つ目は『いろいろなことに積極的に』取り組んでほしいということです。すでに、勉強やクラブ活動など頑張ってみようと考えている人もいることでしょう。一方で不安な気持ちもあって、モヤモヤしたままこの場にいる人もいるのではないでしょうか。あなただけではありませんよ。
そんな人は少しだけ頑張って積極的に動いてみてください。些細なことからでいいです。自分の意志で何か一生懸命になれるものを探して、自分のペースでそれに取り組んでみてください。それを支えてくださる先生方もいます。気が付けば少しずつモヤモヤは薄れていくはずです。
二つ目は、『どんなことにも素直で正直に対応する努力をしてほしい』ということです。学校は学びの場です。いろいろなことに、チャレンジしてください。チャレンジをすれば間違えたり、失敗したりすることもあるでしょう。それは当たり前です。大事なのは、その失敗や間違いに対して、素直に正直に向き合い、振り返る力を身に着けることです。この力を身に着ければ失敗体験は失敗ではなくなるのです。
三つ目。時々、未来の自分を想像してみてください。中学校は卒業した先の道は自分で見つけなければなりません。中学校での三年間はあっという間に過ぎていきます。一日一日を大切にする一方で、進学したい学校とか、就きたい仕事ではなく、どういう自分でありたいかを想像してみてください。入学式の真っただ中にいる今、みなさんはどんな未来の自分を想像しますか。
「いろいろなことに積極的に」
「どんなことにも素直で正直に」
「未来の自分を想像してみる」
新入生のみなさん、この三つのことを少し覚えておいてください。
吹奏楽部が演奏で新入生を迎える入学式を久しぶりに経験し、亀井中学校のいいところをまた一つ思い出しました。これからよろしくお願いいたします。
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