【大阪・関西万博】万博国際交流プログラムについて

ページID1019449  更新日 令和7年7月4日

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1.国際交流計画が万博国際交流プログラムに登録されました

 万博国際交流プログラムは、国(所管:内閣官房国際博覧会推進本部事務局)が、全国の自治体と万博参加国のこどもや住民等の間でのビジネス・文化を始めとする幅広い分野での国際交流の取組みを支援するプログラムです。

 八尾市は、アフリカのリベリア共和国(首都:モンロビア)とのリベリアナショナルデーでの交流や、万博会場内のクラゲ館・他パビリオンとの交流、市内小学校での交流イベント等を中心とした交流計画を作成し、令和7年4月23日付で万博国際交流プログラムに登録されました。

2.交流目的

 令和6年度の八尾市市政運営方針では、「OPEN FACTORY CITY YAO」を産業スローガンとして、世界に向けて、八尾のモノづくり現場を開き、ブランド力を引き上げていくとともに、「ベンチャーエコシステム創出事業」において、こどもの創造性育成プロジェクトを実施してきました。

 課題としては、これまで下請け企業が多かった八尾市内の中小企業が、自社商品を製造するメーカーとして、世界マーケットをめざしているものの、そういった中小企業への海外販路支援が、八尾市ではこれまで十分ではなかったことが挙げられます。

 また、そのことにより、世界、全国に対する八尾のモノづくりのブランド力が高まっておらず、次世代の育成としての「こども創造性教育」についても、世界を視野にいれた国際交流をこの万博を通じて、この活動を世界に広げていくきっかけ作りとすることを交流目的としています。

3.期待される事業の目標・効果

 八尾市の万博に関する海外向けの発信として、伝統文化である河内音頭と工場をミックスしたプロモーションビデオを制作しており、音楽、ものづくりや異国の文化を学ぶことで、八尾の産業を担う将来世代のクリエイティブの幅を広げる効果及び、市の総合計画の中で指標としている関係人口の対年度比率の増加の効果を期待しています。

 さらに、当該事業を通じて、メディア等への取り上げられる機会が増えることへの期待や、事例紹介の機会が増えることで、「ものづくりのまち八尾」のブランド力が確立されることをめざしています。

4.八尾市とリベリア共和国の交流計画について

 株式会社steAm(代表:中島さち子氏[万博テーマ事業プロデューサー])が主軸となり、クラゲ館オープンファクトリーものづくり企業ワークショップ実行委員会(代表:「FactorISM(ファクトリズム)」実行委員長、錦城護謨株式会社 代表取締役社長 太田泰造氏)、Queen Juli Endee(クイーン ジュリ エンディー氏[リベリア共和国のこどもたちや市民との文化交流を担当する文化大使・政府代表])、一般社団法人アフリカ開発協会[リベリア共和国との橋渡し、調整役として参画]と連携し、リベリアナショナルデーでの交流や、万博会場内のクラゲ館・他パビリオンとの交流、八尾市上之島小学校児童との交流イベントを実施します。八尾市はその支援・後援を行います。

【主なイベント開催予定】

(1)7月7日(月曜日)・7月14日(月曜日) 八尾市上之島小学校(小学6年生76名)とリベリア共和国の10代のシンガー(2名)との音楽・文化交流

 リベリア共和国の国歌斉唱を通じて、こどもたちがお互いの文化を尊重し、理解を深める交流イベントの実施。
 

(2)8月26日(火曜日) ナショナルデー(万博会場内で実施)での、上之島小学校児童による国歌斉唱

 リベリア共和国の10代のシンガーから学んだ国歌斉唱を、万博会場内のクラゲ館で披露する交流イベントの実施。


(3)8月27日(水曜日)(予定) 万博国際経済フォーラム in 大阪・関西万博
 ―リベリア共和国における持続可能な経済成長と日本とリベリア協力の可能性―

 近畿経済産業局と八尾市、リベリア共和国との国際交流プログラムの一環として、アフリカと関西の経済的魅力と投資機会を発信し、日本企業とのビジネス連携を促進する経済交流イベントの実施。
 

(4)9月17日(水曜日) 「大阪ヘルスケアパビリオンステージ」での上之島小学校とリベリア共和国との交流発表

 上之島小学校の全校児童が万博会場を訪問し、今後の交流に関するこどもたち(小学3年生)のアイデアを披露するイベントの実施。

5.関係団体等について ※敬称略

  • クラゲ館オープンファクトリーものづくり企業 ワークショップ実行委員会
    「FactorISM(ファクトリズム)」実行委員長、錦城護謨株式会社 代表取締役社長 太田泰造氏


    八尾市との産業交流及び地域交流をするための企画・調整及びイベント運営を担当。

  • 株式会社steAm

    本事業の全体管理、特に大阪・関西万博シグネチャーパビリオン「いのちの遊び場 クラゲ館」のプロデューサーの中島さち子氏が率いるKURAGE Band 出演に関する事や万博に関連する調整、こどもたちに対するワークショップ(STEAM教育/国際文化交流)を行う。また、リベリアとの調整、経理やスケジュール調整・イベント運営などを担う。

  • Queen Juli Endee(クイーン ジュリ エンディー)氏

    リベリア共和国のこどもたちや市民との文化交流を担当する文化大使・政府代表。音楽家(歌)でもあり、政治的な活動のみならず、さまざまな文化活動、文化交流を促進するリベリア共和国の主たる交渉相手。

  • 一般社団法人アフリカ開発協会

    日本とアフリカ諸国の経済交流を促進する必要から、経団連を中心とする政財界の有力者によって1970年に設立。リベリア共和国との橋渡し・調整役として参画。

  • 八尾市立上之島小学校

    東に生駒・信貴の峰を仰ぎ、西に大和川の旧流である玉串川、東に恩智川の流れを聞く八尾市の北東部に、昭和59年4月に開校された学校。
    今回、リベリア共和国との交流イベントに参画。7月に実施さえる音楽・文化交流を皮切りに、8月27日のナショナルデーでのリベリア共和国国歌斉唱や、9月17日の大阪ヘルスケアパビリオンステージでの交流発表に出演予定。

  • 近畿経済産業局

    近畿地域2府5県(福井県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県)における経済産業省を代表する機関であり、経済産業施策の総合的な窓口機関。
    今回、八尾市とリベリア共和国との国際交流プログラムの一環として、アフリカと関西の経済的魅力と投資機会を発信し、日本企業とのビジネス連携を促進する経済フォーラムを開催。リベリア共和国の産業振興に貢献し、日本との両国間の経済交流を深める。

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