風しんの追加的対策（風しん抗体検査・風しんの第5期の定期接種）について

　 近年、30代から50代の男性を中心とした風しんの流行があったことから、公的に予防接種を受ける機会のなかった世代の男性を対象に無料で抗体検査を行います。また、抗体検査の結果、抗体が不十分な方は、無料で予防接種を受けることが出来ます。

〇風しんについて
　発熱、発しんを主な症状とし、飛沫感染により人から人へ感染する感染力の強い病気です。妊娠中の女性が風しんに感染すると、子どもに眼や耳などの障がいを含む先天性風しん症候群を生じる可能性があります。

〇予防接種法による接種の機会
　風しんの定期接種は、昭和52年から女子中学生を対象に接種が始まり、平成元年に、昭和54年4月1日以降生まれの男性にも1回の接種する機会が設けられました。なお、現在の予防接種法では、幼少時に2回の接種の機会が設けられています。

〇風しんの予防が必要な理由
　風しんの発生及びまん延の予防のためには、全世代で集団免疫を獲得する必要があります。今回の風しんの追加対策の対象となる生年月日の男性は、女性及び他の世代の男性の抗体保有率が、約90％であるのに対し、約80％と低くなっています。

2019年4月1日からの3か年事業の予定でしたが、3年間延長となりましたので、実施期間は、2025年3月31日までとなります。
2022年3月末に郵送したクーポン券の期限は、「2023年3月31日」となっておりますが、「2025年3月31日」までご使用できます。

〇抗体検査の対象者
　　昭和37年4月2日生まれ～昭和54年4月1日生まれの男性

　・未受診者は、抗体検査を無料で受けることができます。
　・クーポン券がお手元にない場合は、下記「クーポン券について」より発行（再発行）の手続きをしてください。

〇予防接種の対象者
　風しんの抗体検査の結果が、下記であること
　クーポン券で麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン）を1回接種します。

○実施場所
　厚生労働省ホームページ「風しんの追加的対策について」（別ウインドウで開く）
　
　上記のホームページに、受けることが可能な全国の医療機関が掲載されています。　
　抗体検査については、特定健診と同時に実施することも可能です。事業所において、定期的に実施する健康診断の機会を活用することも可能な場合がありますので、事業所にご確認ください。


○持参するもの
　抗体検査
　(1)　健康保険証等の本人確認できるもの
　(2)　クーポン券
　
　予防接種
　（1）健康保険証等の本人確認できるもの
　（2）予防接種の対象となる風しんの抗体検査結果通知（平成26年4月1日以降に実施したもの）
　（3）クーポン券
　＊新型コロナワクチンを接種された場合、接種間隔の確認のために医療機関に接種済証をご持参ください。

クーポン券は、住民登録のある市町村から送られ、抗体検査と予防接種に使用するシールタイプのものです。

抗体検査や予防接種を受ける時点での住民登録地と、クーポン券記載の市町村が同じである必要があります。
八尾市から転出された方は、転出先の市町村でクーポン券を発行してもらってください。
また、八尾市に転入された方や、クーポン券を紛失された方は、クーポン券発行（再発行）の手続きをしてください。

●クーポン券の発行申請
・八尾市電子申請申請システムにて申込ください。※電子申請には利用者登録が必要となります。
→こちらから　【成人男性対象】風しんの抗体検査・予防接種のクーポン券の発行申請
（別ウインドウで開く）
・電子申請システムの利用ができない場合は、下記の「風しんのクーポン券発行申請書」に記載して、八尾市保健センターへ送付もしくは、FAXしてください。