子宮頸がんワクチン(HPV)のキャッチアップ接種の延長について

ページID1003910  更新日 令和7年4月1日

印刷大きな文字で印刷

子宮頸がんワクチンのキャッチアップ接種の延長について

令和4年4月1日から子宮頸がんワクチンの積極的勧奨の再開により、平成9年4月2日以降に生まれた女性の方を対象に、無料で接種できるキャッチアップ接種を3年間実施しました。

令和6年夏以降の大幅な需要増により、HPVワクチンの接種を希望しても受けられなかった方がいる状況等を踏まえ、令和4年4月1日~令和7年3月31日までに少なくとも1回以上ワクチンを接種をした方は、公費で接種できる期間が1年延長されることとなりました。

接種対象者

接種日に八尾市に住民票のある方で、以下の条件の両方に該当する方

1 平成9年4月2日生まれから平成21年4月1日生まれの女性

2 令和4年4月1日から令和7年3月31日までに1回以上の接種し、接種が完了していない方(ワクチンの種類と開始時期により、完了回数が違います)
 

延長期間

令和8年3月31日まで

子宮頸がんの概要と予防について

  • 子宮頸がんは、日本で毎年、約1.1万人の女性がかかる病気で、さらに毎年、約2,900人の女性が亡くなっています。20歳代から増え始めて、30歳代までにがんの治療で子宮を失ってしまう(妊娠できなくなってしまう)人も、毎年、約1,200人います。
  • 発癌性のヒトパピローマウイルス(HPV)の持続感染で起こる子宮頸がんは、20歳代から増加しています。
  • 子宮頸がんワクチンを接種することで、患者の約6割から見つかるHPV16型・18型の感染を予防できると言われています。そのことにより、子宮けいがんの原因の50~70%を防ぎます。
  • 子宮頚がんワクチンは、子宮頸がんの原因となるすべてのヒトパピローマウイルスに予防効果があるわけではないため、ワクチン接種をした方も20歳になったら、2年に1度の子宮頸がん検診をお勧めします。

予防接種の副反応とは

  • 多くの方に、接種を受けた部分の痛みや腫れ、赤みなどの症状が起こることがあります。筋肉注射で行うため、痛みが強いと感じる方もいます。
  • ワクチンの接種を受けた後に、まれですが、重い症状が起こることがあります。また、広い範囲の痛み、手足の動かしにくさ、不随意運動といった多様な症状が報告されています。
  • ワクチンが原因となったものかどうかわからないものをふくめて、接種後に重篤な症状として報告があったのは、ワクチンを受けた1万人あたり5人です。

「感染症・予防接種相談窓口」では、子宮頸がんワクチンについての相談にお答えします。

電話番号

0120-469-283

受付時間

平日9時~17時(土曜、日曜、祝日、年末年始は除く)

接種スケジュール

子宮頸がん予防となるHPVを防ぐことができる定期予防接種に使用されるワクチンは、3種類になりました。
原則、同じワクチンで接種してください。
妊娠中もしくは、妊娠している可能性がある場合は、原則、接種できません。
シルガード9については、接種開始年齢により、接種回数が変わります。

サーバリックス(2価)

標準的な接種方法

1回目接種 ⇒ 1か月あけて2回目接種 ⇒ 1回目から6か月あけて3回目接種

標準的な接種間隔での接種ができない場合

1回目接種 ⇒ 1か月あけて2回目接種 ⇒ 1回目から5か月以上かつ、2回目から2か月半以上あけて接種

ガーダシル(4価)

標準的な接種方法

1回目接種 ⇒ 2か月あけて2回目接種 ⇒ 1回目から6か月あけて3回目接種

標準的な接種間隔での接種ができない場合

1回目接種 ⇒ 1か月あけて2回目接種 ⇒ 2回目から3か月以上あけて3回目接種

シルガード9(9価)

14歳までに接種開始した場合(2回接種)
標準的な接種方法

1回目接種 ⇒ 6か月あけて2回目接種

標準的な接種間隔での接種ができない場合

1回目接種 ⇒ 5か月あけて2回目接種(2回目を5か月未満で接種した場合、3回目の接種が必要です。)

15歳以上で接種開始した場合(3回接種)
標準的な接種方法

1回目接種 ⇒ 2か月あけて2回目接種 ⇒ 1回目から6か月あけて3回目接種

標準的な接種間隔での接種ができない場合

1回目接種 ⇒ 1か月あけて2回目接種 ⇒ 2回目から3か月以上あけて3回目接種

接種方法

接種の際には、必ず母子健康手帳、健康保険証などを持参してください。
予防接種予診票は、市内の委託医療機関にあります。
八尾市各種予防接種委託医療機関に予約の上、接種してください。
子宮頸がん予防ワクチンは、筋肉注射であり、接種時の痛みや不安の強い可能性があるため、保護者同伴で接種してください。
接種者が13歳以上16歳未満で、やむを得ず保護者が同伴出来ない場合は、事前に保護者が、予防接種について十分に理解のもと、同意書と予診票に署名することにより、保護者の同伴なく接種することが可能です。
事前に用紙を希望される場合は、八尾市保健センターまでご連絡ください。

接種時の留意事項

  • 注射針を刺した直後から、強い痛みやしびれを感じた場合はすぐに医師にお伝えください。
  • 痛みや緊張等によって接種直後に一時的に失神や立ちくらみ等が生じることがあります。接種後30分程度は安静にしてください。
  • 接種を受けた日は、はげしい運動は控えましょう。
  • 接種後に体調の変化が現れたら、まずは接種を行った医療機関などの医師にご相談ください。
    HPVワクチン接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関をお住まいの都道府県ごとに設置しています。
    協力医療機関の受診は、接種を行った医師又はかかりつけの医師にご相談ください。
    大阪府ホームページ「ヒトパピローマウイルス感染症(HPV)ワクチン(子宮頸がんワクチン)の接種について」参照
  • ワクチンを合計3回接種しますが、1回目、2回目に気になる症状が現れた場合は、2回目以降の接種をやめることが出来ますので、接種を行った医師又はかかりつけの医師にご相談ください。

子宮がん検診について

個別検診(委託医療機関)又は集団検診(保健センター等)で受診ができます。

詳しくは、八尾市ホームぺージ「子宮がん検診を受けましょう!」ご参照ください。

ご意見をお聞かせください

このページは役に立ちましたか?
このページは見つけやすかったですか

このページに関するお問い合わせ

健康福祉部 健康推進課
〒581-0833大阪府八尾市旭ケ丘5-85-16
電話番号:072-993-8600 ファクス番号:072-996-1598
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。