胃がん検診を受けましょう

ページID1019164  更新日 令和7年9月19日

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がんは早期発見により「90%以上」が治ります!!がん検診を受けましょう!

胃がんとは?

胃がんは40歳代後半以降に罹患率が高く、日本のがん死亡の上位になります。早期には自覚症状がほとんどないため、定期的な検診受診が重要です。

年齢階級別罹患率【胃 2021年】

年齢階級別死亡率【胃 2023年】

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症状がある場合はすみやかに医療機関へ

がん検診は、症状が出ないうちに受けることに意義があります。
もし自覚症状(食欲がない、胃が痛い、ムカムカするなど)がある場合は、
すみやかに医療機関を受診しましょう。

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八尾市の胃がん検診

八尾市では、満35歳以上の方を対象とした胃部エックス線検査(バリウム)と、満50歳以上の方を対象とした胃内視鏡検査を実施しています。

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胃部エックス線検査(バリウム)

胃がん検査

胃部エックス線検査とは、コップ1杯程度のバリウムをのんで胃の形を撮影するレントゲン検査です。日頃むせやすい方はバリウムを誤嚥する可能性が高いので、胃内視鏡検査をご検討ください。(対象者は満50歳以上)

【以下に該当する場合は受診できません】

  • 前年度、胃内視鏡検査を受診された方(当該年度は胃部エックス線検査も受診不可)
  • 妊娠中または妊娠している可能性がある方
  • バリウム整剤に過敏性(アレルギー症状)がある方
  • 心臓疾患や腎臓疾患で水分摂取の制限がある方
  • 収縮期血圧が極めて高い方
  • 胃全摘術後の方
  • 呼吸不全のある方(片側の肺全摘術後、COPD等で常時酸素吸入をしている方)
  • 検査のための寝返りや立ち上がり動作が困難な方
  • 撮影機器の体重制限を超えている方
  • 過去にバリウムを誤嚥したことがある方
  • ひどい便秘症の方
  • 検査当日体調が悪い方
  • 「持続血糖測定器」及び「インスリンポンプ」を装着されている方
    エックス線の影響により機器の故障の恐れがあるため、胃がん検診を受診できない可能性があります。
  • その他各医療機関注意事項をご確認ください

【検査前の注意事項】

  • 前日のお食事は、アルコールや消化の悪いものは控え、21時頃までにお済ませください。21時以降は、検査終了まで(飴・ガム等も含む)絶食となります。
  • 検査当日は、朝から検査終了までタバコ(電子タバコも含む)を吸わないでください。
  • 当日の朝、検査の2時間前までであれば200ml程度のお水の摂取は差し支えありませんが、以降は絶飲食をお願いします。夏季は、脱水予防のため、上記のお水をなるべく摂取してください。

【検査後の注意事項】

  • 便秘気味の方は、下剤を多めにお渡ししますので、お申し付けください。下剤は、なるべく早くたくさんの水で必ず飲んでください。
  • バリウムが全て排出されるまで、アルコールは飲まないでください。
  • まれにバリウム製剤の副作用として、アレルギー症状を引き起こすことがあります。

結果が「要精密検査」の場合は必ず精密検査を受けてください。
結果が「異常を認めず」の場合は、胃部エックス線検査を1年に1回継続して受診することが大切です。
50歳以上の方には、2年に1回の胃内視鏡検査をおすすめします。

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胃内視鏡検査

胃内視鏡検査

胃内視鏡検査とは、局所麻酔を使用し、意識がある中で行う検査です。 経口・経鼻(内視鏡を口から挿入するか、鼻から挿入するか)は医療機関によって異なります。予約時にご確認ください。

【以下に該当する場合は受診できません】

  • 前年度、胃内視鏡検査を受診された方
  • 妊娠中または妊娠している可能性がある方
  • 疾患の種類にかかわらず、入院中の方
  • 活動性潰瘍などの胃疾患で治療中または内視鏡による経過観察中の方
  • 胃全摘術後の方
  • 咽頭、鼻腔などに重篤な疾患があり、内視鏡の挿入ができない方
  • 呼吸不全のある方
  • 急性心筋梗塞や重篤な不整脈などの心疾患のある方
  • 明らかな出血傾向またはその疑いのある方
  • 収縮期血圧が極めて高い方

【検査前の注意事項】

  • 前日の午後9時(検査開始予定時刻の12時間前)以降の食事は控えてください。脱水予防のため適当量の飲水は検査直前まで可能です。飲水量に制限はありません。
  • 当日朝に内服が必要な薬(降圧薬など)は、検査当日の午前6時(検査開始予定時刻の3時間前)までに内服してください。
  • 胃内視鏡検査に支障が出る可能性があることから、当日の検査前の喫煙は避けてください。

結果が「要精密検査」の場合は必ず精密検査を受けてください。
結果が「異常を認めず」の場合は、胃内視鏡検査を2年に1回継続して受診することが大切です。

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胃がん検診の受診方法

下記の個別検診(委託医療機関)または集団検診(保健センター等)からお選びください。

(1)個別検診

委託医療機関で無料で胃部エックス線検査(バリウム)又は胃内視鏡検査を受診することができます。
直接下記委託医療機関に電話し「八尾市の無料の胃部エックス線検査(バリウム)又は胃内視鏡検査を申し込みたい」とお伝えください。

胃部エックス線検査(バリウム)が受診できる委託医療機関

委託医療機関一覧

胃内視鏡検査が受診できる委託医療機関

委託医療機関一覧

(2)集団検診

集団検診では胃部エックス線検査のみ受診できます。胃内視鏡検査は受診できません。

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胃がん検診の精密検査について

CT イラスト

胃部エックス線検査の結果が要精密検査となった場合は、必ず胃内視鏡(口や鼻から内視鏡を挿入し、胃の状態を観察する検査)による精密検査を受けてください。その際、病変の一部をつまみとる(生検)ことがあります。
胃内視鏡検査の結果で要精密検査となった場合は、必ず胃内視鏡検査の再検査または生検を受けてください。

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胃がん検診Q&A

【胃部エックス線検査】

Q.胃がん検診のエックス線検査での放射線被曝が心配です。
A.エックス線撮影機器自体が飛躍的に改善され、今では胃部エックス線写真の撮影時に受ける被ばく量はきわめて少なく、人体への影響を及ぼすほどではありません。

【胃内視鏡検査】

Q.経口内視鏡、経鼻内視鏡のどちらが対象ですか?
A.経口・経鼻どちらも対象ですが、医療機関により対応が異なりますのでお申し込みの際にご確認ください。

Q.胃内視鏡検査時に鎮痛薬・鎮静薬を使用してもらうことはできますか?
A.自治体が実施する検診(対策型検診)では偶発症のリスクを避けるため、鎮痛薬・鎮静薬を使用しないこととなっています。鎮痛薬・鎮静薬を使用する場合は市の検診対象外となります。

Q.抗血栓薬服用中ですが受診できますか?
A.抗血栓薬服用中の方は慎重な判断を要しますので、お薬手帳をご準備の上、受診予定の医療機関にてご相談ください。

Q.胃疾患に関連する症状があり医療機関受診中です。胃内視鏡検査の対象ですか?
A.胃内視鏡検査の対象は、胃疾患に関連する症状のない方ですので、対象から除外されます。

Q.検診費用の他に別途請求が発生することはありますか?
A.胃内視鏡検査実施時に異常が認められた場合には、生検(細胞の検査)を実施する場合があります。生検については保険診療の一部負担金を追加してお支払いいただくことになります。(事前に同意書への署名をいただきます。)

けんしん君

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このページに関するお問い合わせ

健康福祉部 健康推進課
〒581-0833大阪府八尾市旭ケ丘5-85-16
電話番号:072-993-8600 ファクス番号:072-996-1598
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