伝統をつなぐ、未来を育む・・・安中小の門松づくり

ページID1022065  更新日 令和7年12月23日

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七・五・三の工夫と子どもたちの力が息づく正月飾り

12月17日、昼ごろ。

安中小学校の玄関に、一対の立派な門松が突如として姿を現しました。

下校する子どもたちは驚きと喜びのあまり、

「門松や! 門松や! 門松や!」

と声を弾ませながら玄関を駆け抜けていきました。

その響きは、まるで学校全体が一気に“お正月モード”へと切り替わった瞬間のようでした。

玄関に設置した門松

きっかけはサークルで育てた「ハボタン」から

この物語は、ちょうど1年前、校長が大きな竹を切って持ち込んできたことから始まります。

子どもたちが見事に育てたハボタンを見た校長は、「門松」で生かしたいと思ったのです。

そこから、安中小学校全体を巻き込んだ“材料探しの冒険”がスタートしました。

○土台には、身近な「バケツ」。

○周囲には、ゴミ保管庫で眠っていた「ゴザ」を再利用。

○サークル「やってみたい花いっぱい運動」が育てた紅白のハボタン。

○給食委員会がバケツ稲で制作したしめ縄飾り。

○そして、教育長からいただいた松。

こうして門松が完成しました。

1年目の門松

1年目の門松1


そして、2026年。

サークルでは、ピンクのハボタンを育てました。

竹を切りに行く時間がないので「門松」をあきらめていた校長に、「2026年も松いりますか?」との教育長のお言葉。

「竹」についてもご配慮いただき、備蓄野菜の提供がご縁となった「子ども食堂」関係の方からいただくことができました。

こうして完成した門松は、

児童の成果物、教職員の知恵、そして教育長の温かな心遣いが結晶した、安中小学校ならではの「共同作品」です。

門松アップ1

門松アップ2

稲飾り1

稲飾り2


「七・五・三」の遊び心を探してみよう

門松のあちこちには、日本の伝統文化にちなんだ「七・五・三」の工夫が散りばめられています。

土台の構造、竹を結ぶ紐の本数、竹の高さのバランス……。

見るたびに新しい発見がある、ちょっとした“謎解き”のような楽しさも魅力です。

竹の高さ

竹を縛る紐

土台を縛る紐


2026年は「寸胴切り」・・・縁起を込めた伝統の形

2026年の竹の切り口は、2025年の「そぎ切り」から一転し、伝統的な「寸胴切り」に。

節が詰まって見えることから「お金が貯まる(詰まる)」という意味が込められ、

古くから金運上昇の縁起物として親しまれてきた切り方。

街中で門松を見かけたら、ぜひ竹の切り口にも注目してみてください。

そこには、地域の人々が大切にしてきた願いや祈りが宿っています。

そぎ切り

寸胴切り


1月15日まで展示中

門松は1月15日まで玄関に飾っています。

お近くにお越しの際は、どうぞ足をお運びいただき、

安中小学校の“正月らしさ”と、子どもたちの歓声が生んだ温かな空気を感じてください。

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(小・中学校、義務教育学校) 安中小学校
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