伝統をつなぐ、未来を育む・・・安中小の門松づくり
七・五・三の工夫と子どもたちの力が息づく正月飾り
12月17日、昼ごろ。
安中小学校の玄関に、一対の立派な門松が突如として姿を現しました。
下校する子どもたちは驚きと喜びのあまり、
「門松や! 門松や! 門松や!」
と声を弾ませながら玄関を駆け抜けていきました。
その響きは、まるで学校全体が一気に“お正月モード”へと切り替わった瞬間のようでした。

きっかけはサークルで育てた「ハボタン」から
この物語は、ちょうど1年前、校長が大きな竹を切って持ち込んできたことから始まります。
子どもたちが見事に育てたハボタンを見た校長は、「門松」で生かしたいと思ったのです。
そこから、安中小学校全体を巻き込んだ“材料探しの冒険”がスタートしました。
○土台には、身近な「バケツ」。
○周囲には、ゴミ保管庫で眠っていた「ゴザ」を再利用。
○サークル「やってみたい花いっぱい運動」が育てた紅白のハボタン。
○給食委員会がバケツ稲で制作したしめ縄飾り。
○そして、教育長からいただいた松。
こうして門松が完成しました。


そして、2026年。
サークルでは、ピンクのハボタンを育てました。
竹を切りに行く時間がないので「門松」をあきらめていた校長に、「2026年も松いりますか?」との教育長のお言葉。
「竹」についてもご配慮いただき、備蓄野菜の提供がご縁となった「子ども食堂」関係の方からいただくことができました。
こうして完成した門松は、
児童の成果物、教職員の知恵、そして教育長の温かな心遣いが結晶した、安中小学校ならではの「共同作品」です。




「七・五・三」の遊び心を探してみよう
門松のあちこちには、日本の伝統文化にちなんだ「七・五・三」の工夫が散りばめられています。
土台の構造、竹を結ぶ紐の本数、竹の高さのバランス……。
見るたびに新しい発見がある、ちょっとした“謎解き”のような楽しさも魅力です。



2026年は「寸胴切り」・・・縁起を込めた伝統の形
2026年の竹の切り口は、2025年の「そぎ切り」から一転し、伝統的な「寸胴切り」に。
節が詰まって見えることから「お金が貯まる(詰まる)」という意味が込められ、
古くから金運上昇の縁起物として親しまれてきた切り方。
街中で門松を見かけたら、ぜひ竹の切り口にも注目してみてください。
そこには、地域の人々が大切にしてきた願いや祈りが宿っています。


1月15日まで展示中
門松は1月15日まで玄関に飾っています。
お近くにお越しの際は、どうぞ足をお運びいただき、
安中小学校の“正月らしさ”と、子どもたちの歓声が生んだ温かな空気を感じてください。
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このページに関するお問い合わせ
(小・中学校、義務教育学校) 安中小学校
〒581-0086大阪府八尾市陽光園2-7-33
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