環境教育の取組みで銅賞受賞~~給食から始まった学び

ページID1022941  更新日 令和8年3月9日

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残菜ゼロへ。給食から始まった6年生の環境アクション

毎日、当たり前のように食べている給食。

その一杯のスープ、その一口のごはんの向こう側には、どれほど多くの人の思いと努力があるのかーーーー。

八尾市立安中小学校の6年生は、5年生の頃から、そんな「見えない世界」に目に向ける学びを積み重ねてきました。

 

給食風景

気づきの始まりは、残された食べ物から

ある日、子どもたちは給食場のバケツに積み重なる食べ残しを目にしました。

その光景を前に、教室には静かなざわめきが広がります。

「こんなに残ってるんや…」

「もったいないだけじゃなくて、環境にもよくないんちゃう?」

数字として突きつけられた現実は、子どもたちの心に小さな火を灯しました。

休職の残菜

給食場で出会った「見えない努力」

調理場では、大きな鍋をかき混ぜる調理員さん、食材を丁寧に選ぶ栄養士さん、衛生管理に気を配る職員さんが、毎日の給食を支えています。

子どもたちはその姿を目の当たりにし、給食がどれほど多くの人の手と心でつくられているのかを知りました。

「この人たちの努力を無駄にしたくない」

その思いが、子どもたちの中で確かな形となっていきます。

調理中の様子

自分たちにできることを、仲間とともに

5年生の冬。

子どもたちは、生ゴミのにおいを我慢しながら、残菜を積み上げてたい肥づくりに挑戦しました。

6年生になると、そのたい肥を畑に施し、ポップコーン用のトウモロコシを栽培。

夏の日差しの中でぐんぐん育つトウモロコシを見守り、収穫の喜びを味わい、そして自分たちで調理したポップコーンをほおばったとき──

子どもたちの表情には、確かな誇りが宿っていました。

「給食を大切にすることが、地球を大切にすることにつながる」

そのメッセージが、子どもたち自身の実感となっていったのです。


たい肥づくり

ポップコーン栽培

ポップコーン調理


そして迎えた、銅賞受賞の日

こうした取り組みが評価され、本校は「令和7年度 小・中学校における環境教育の取組み」で銅賞を受賞しました。

八尾市環境保全課の方から学年集会で賞状が授与された瞬間、子どもたちの顔には驚きと喜び、そして「自分たちの行動が社会につながった」という確かな実感が広がりました。

表彰

賞状


給食から始まった物語は、これからも続いていく

この学びは、単なる環境教育の一単元ではありません。

子どもたちが自分の行動を見つめ、仲間と考え、社会へ働きかける力を育む、かけがえのない経験となりました。

給食から始まった小さな気づきは、やがて未来を動かす大きな一歩へ。

安中小学校はこれからも、子どもたちの学びが社会とつながる“物語”を紡ぎ続けます。

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