学校・庭園ビオトープ賞の受賞について

ページID1006868  更新日 令和7年2月7日

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全国学校・園庭ビオトープコンクール2023に応募した、本校の取り組みついてお知らせします。

学校・庭園ビオトープコンクール2023の賞状

令和6年2月15日(木曜)日本生態系協会より、賞状を送付いただきました。

令和5年11月27日(水曜)日本生態系協会より「学校・庭園ビオトープ賞」を受賞、との連絡をいただきました。

写真:賞状

学校・庭園ビオトープコンクール2023に応募

令和5年6月、本校の取り組みをまとめ、コンクールに応募しました。

写真:学校・庭園ビオトープコンクール1

高安地域に生存する絶滅危惧種のニッポンバラタナゴの保護活動を中心に、本校敷地内にビオト―プを学校建設時より施工し管理しています。
後期課程科学部では、年間を通して定期調査を実施し、開校以来のデータを蓄積し、絶滅危惧種のニッポンバラタナゴやドブガイの住みよい環境を調査、探求しています。


写真:学校・庭園ビオトープコンクール2

また旧高安中学校と旧北高安小学校にもビオトープがあり、それらの管理も後期課程科学部で行っています。
高安地域では「ドビ流し」といって毎年冬季に池の水を流し、ヘドロを出したり底土に光を当てたりすることが行われており、ニッポンバラタナゴ高安研究会が行うドビ流しに科学部の部員が参加したこともあります。


写真:学校・庭園ビオトープコンクール3

5年生では、ニッポンバラタナゴについて出前授業を実施しています。10年以上にわたり毎年行われており、子どもたちの自然環境保護への意識を育てています。
講師は、地元の大学教員に依頼してきましたが、近年は旧高安中学校の「きんたい廃校水族館」館長に依頼しており、廃校水族館の見学も合わせて行っています。


写真:学校・庭園ビオトープコンクール4

3年生では、理科で蝶の孵化を学びます。アゲハ蝶が、ビオトープの周辺に植栽している柑橘類に産卵し、モンシロチョウが畑のブロッコリーなどに産卵します。その卵が青虫になったころに、廊下で孵化までの様子を観察します。


写真:学校・庭園ビオトープコンクール5

4年生では、ビオトープ周辺で河内木綿の栽培を行います。また地元の河内木綿研究会の方を講師として、綿の採取や、糸づくり・布織り体験の出前授業を行います。江戸時代から続く河内木綿の栽培体験において、高安地域の歴史や地場産業について考える機会となっています。


写真:学校・庭園ビオトープコンクール6

6年生では、校区に点在する史跡の中で、河内地方最大の前方後円墳である「心合寺山古墳」や物部氏の古墳と言われている「愛宕塚古墳」の見学に行きます。しおんじやま古墳学習館の学芸員さんの説明を聞いたり、実際に古墳に入ったりして、高安地域の歴史と文化を体験します。また、古墳周辺のため池で生物採集などを行い、生物の多様性を学びます。

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