スプレー缶での火災に注意してください

ページID1002335  更新日 令和7年1月30日

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スプレー缶での火災により負傷者が発生しています

スプレー缶、殺虫剤、ヘアケア製品などのエアゾール製品は、日常頻繁に使用されていると思いますが、こういったエアゾール製品には可燃性のガスが含まれており、使用方法を誤った火災が発生しているのをご存知でしょうか。

火災事例

2019年7月6日午後8時ごろ、大阪府高槻市の産業廃棄物会社で、作業員がスプレー缶に穴を開け、ガス抜き作業をしていたところ、爆発火災が起こり、複数の人的被害が発生しました。
高槻市消防本部によると、火災の原因については調査中ですが、原因のひとつとしてスプレー缶の不適切な取り扱いが考えられるとのことです。

スプレー缶の内容物は燃えやすいのですか?

スプレー缶には、目的成分とそれを溶かす溶剤、噴射剤などが入っています。

現在使用されている噴射剤の代表的なものに

  • LPG(液化石油ガス)
  • DME(ジメチルエーテル)

があり家庭用のスプレー缶のほとんどに使用されています。
そして、LPG、DMEともに可燃性で非常に燃えやすい性質があります。
そのため、スプレーは用途に関係なく燃えやすいのです。

環境のためフロンガスに変わりこれらのガスが使用されています。

スプレー缶での火災を防止するために

皆さんはお気づきですか?スプレー缶には火気と温度に関する注意事項が記載されています。
しかも一般的な「使用上の注意」とは別に、目立つ表示で書かれています。
正しい使い方「火気のないところで使用する」「高温となる状態にしない」がスプレーによる火災事故防止の最重要点です。

保管・使用に関する注意事項

  1. 火の気のある場所では使用しない。
  2. たき火・焼却火の中に投げ込まない。
  3. 保管する場合は、火の気や暖房器具の近くなどの高温となる場所や、直射日光の当たる場所などを避ける。(車内にも置かないこと。)

イラスト:スプレー缶での火災の防止

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