地域に根ざした学習「高安学」の取り組み

ページID1006856  更新日 令和7年3月13日

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高安地域の伝統や文化に理解を深める「高安学」の取り組みをお知らせします。

科学部・ビオトープ整備

令和6年2月27日(木曜日)放課後、科学部の生徒たちがビオトープの整備を行いました。

科学部・ビオトープ整備15

ビオトープは現在、12月に池の水を全部抜いて天日干しをする、掻い掘り(かいぼり)を行っています。さらに真砂土を入れて土壌の改善を図ります。


科学部・ビオトープ整備16

サポーターさんの指示に従い、真砂土を運び込み、バケツで投げ入れました。ビオトープの復活が楽しみです。

7年生・木育教室

令和7年2月18日(火曜)5・6時間目、7年生の技術科で、木育サポートネットより谷さんをお招きして、木や森の環境に関する特別授業を行いました。

7年生・木育教室31

この授業は、八尾市環境パートナーシップ協議会「サソテナやお」の講師派遣事業を活用したものです。
木育とは、材料としての木材の良さやその利用の意義を学び、子どもたちが木のモノづくりとあそび体験を通して森林・里山・林業に関心を持ち、里山保全や地域の自然環境を守ることをめざした教育活動です。


7年生・木育教室32

この日の授業は「木のおもちゃをつくろう」というテーマで、積み木を作るために のこぎりで木材をカットすることから始まりました。谷さんから のこぎりの使い方についてアドバイスを受けながら、きれいに切るために試行錯誤していました。


7年生・木育教室33

次にカットした木材を紙やすりをつかってきれいにしました。木の種類によって、硬さや色や肌触りが違うことを感じながら、楽しんでやすりがけをしていました。


7年生・木育教室34

作った積み木は、1年生に遊んでもらう予定です。1年生が楽しく遊んでくれるよう積み木の形を考えました。


7年生・木育教室35

さまざまな形の積み木ができあがりました。木のおもちゃ作りを通して、木に親しむことで、高安地域に広がる里山の森林保全について考えていくきっかけになりました。

科学部・魚の放流

令和6年12月19日(木曜)午後、旧高安中学校のビオトープに、科学部の生徒たちが魚の放流に行きました。

写真:池に魚を放流する様子

旧高安中学校の中庭のビオトープも、科学部の生徒たちが管理しています。先日、学校のビオトープで捕まえた魚たちを、こちらの池に放流するため、バケツで運んできました。


写真:池の水を確認するスクールサポーター

スクールサポーターの先生が池に入って、池の水を確認しました。学校の池がきれいになるまで、こちらの池で元気でいてほしいと思います。

科学部・ドビ流し

令和6年12月17日(火曜)放課後、学校のビオトープで池の水を抜いたあと、科学部の生徒たちが魚たちの救出作戦を行いました。

写真:池の水を抜いている様子

「ドビ流し」とは、いわゆる高安版の「池の水ぜんぶ抜く」作戦のことです。池の水を抜いてヘドロを流し、掻い掘りを行って池を干上がらせ、池を浄化するために行います。池の水を外に流す「土樋(どひ)」つまり土管のようなところから水を流す土樋流しが転じて「ドビ流し」と呼ばれるようになったのではないかと考えられています。この池では排水ポンプを使って水を抜いています。


写真:池の中に入る生徒たち

この日は、冷たい風が吹く中、生徒たちがおそるおそる池の中に入りました。池の底にはヘドロがたまって滑りやすくなっているところもあって、ゆっくり進んでいきました。


写真:魚を探す生徒たち

タモで池の水をさらって、バラタナゴを探します。泥もいっしょに入るので、タモの中をよく見てタナゴを見つけ出しました。タナゴだけでなく、モツゴも見つけました。


写真:水槽に魚を移す様子

バラタナゴやモツゴたちを水槽を移します。前期課程の子どもたちも興味深そうに、魚の救出作戦を見守っていました。


写真:魚を捕まえようとする生徒たち

アオコの中に逃げ込んだバラタナゴたちを丁寧に捕まえていきます。思った以上にたくさんのバラタナゴを捕まえることができました。


写真:魚を網で掬う生徒

捕まえた魚たちは、後日、旧高安中学校のため池にいったん避難させ、池がきれいになってから、再びこの池に戻します。

8年生・木育教室

令和6年9月10日(火曜)8年生の技術科で、木育サポートネットより谷さんをお招きして、木や森の環境に関する特別授業を行いました。

写真:特別授業の様子1

この授業は、八尾市環境パートナーシップ協議会「サソテナやお」の講師派遣事業を活用したものです。
木育とは、材料としての木材の良さやその利用の意義を学び、子どもたちが木のモノづくりとあそび体験を通して森林・里山・林業に関心を持ち、里山保全や地域の自然環境を守ることをめざした教育活動です。


写真:特別授業の様子2

この日の授業は、身近な木工用品に関する「割り箸1膳でティッシュペーパー何枚作れる?」という問題から始まりました。上皿てんびんを使った簡単な実験ですが、予想外の結果にみんなが、びっくりしました。


写真:特別授業の様子3

その後「木に関する課題、問題点に対する対策を考えよう」ということで、木に関するいろいろな疑問点を付箋に書いて、班のメンバーで出し合いました。身近な木工製品のことから森や環境のことまでいろいろな疑問点が出てきました。


写真:特別授業の様子4

出てきた疑問を、家具職人の先生に、あれこれ質問して答えてもらいました。木や森林について新たな気づきがあり、高安地域の里山保全や、地域の自然環境の保護について改めて考える機会になりました。

8年生・地域防災に関する出前授業

令和6年7月8日(月曜)5時間目、高安小中学校区まちづくり協議会の近田さんをお招きし、高安地域の防災について出前授業を行いました。

写真:出前授業の様子1

「高安を災害から守るために!」というテーマで、高安地域の防災についてお話をいただきました。雨や地震で土砂災害が起こりやすい地域で、特に高齢者の避難についてしっかりと対策を考えていて、災害時には後期生が地域の高齢者を助ける側になってほしいとお話がありました。


写真:出前授業の様子2

また、地域で行っている里山保全などの取り組みだけでなく、一人ひとり節電やリサイクルなどの取り組みが、地域の防災につながっているというお話がありました。
災害時また災害を防ぐため何ができるか、他人事でなく自分事として考えることができました。

科学部・シロバナタンポポの移植

令和6年4月11日(木曜)放課後、科学部の生徒たちが、シロバナタンポポの移植作業を行いました。

写真:科学部・シロバナタンポポの移植1

旧北高安小学校の中庭に、シロバナタンポポが咲いていることがわかりました。校舎は今後、数年のうちに取り壊しが予定されており、タンポポの移植を行うことになりました。


写真:科学部・シロバナタンポポの移植2

直径4cm程度の白色の花をかわいく咲かせるシロバナタンポポは在来種です。日当たりのよい草地や道端などに生えますが、近年、高安地域でもなかなか見つけることができなくなっていました。


写真:科学部・シロバナタンポポの移植3

科学部の生徒たちが、タンポポの周辺を掘り返し、丁寧に取り上げ、移植作業を行いました。移植後も、元気に咲いてくれるよう、観察などを続けていきます。

科学部・竹炭づくり

令和5年12月25日(月曜)、旧北高安小学校グラウンドで、科学部が竹炭づくりに挑戦しました。

写真:科学部・竹炭づくり1

一斗缶のかまどを作り、中に竹を入れて下から燃やします。5年生がお米作りでいただいたわらも燃料にしました。


写真:科学部・竹炭づくり2

3時間ほどかけると、一斗缶の中で竹が炭に変わります。かまどを崩して竹炭を取り出します。


写真:科学部・竹炭づくり3

竹炭がちゃんとできているのか、みんなで確認しました。予想よりも、しっかり炭化している竹が多くてよかったです。


写真:科学部・竹炭づくり4

竹炭が完成しました。消臭や除湿に大活躍します。


写真:科学部・竹炭づくり5

竹炭づくりをしている横では、学校で採れたサツマイモで焼きいもを作り、みんなでおいしくいただきました。

9年生・防災プロジェクトの発表

令和5年11月17日(金曜)6時間目、生徒集会で、9年生が防災学習プロジェクトについて発表を行いました。

写真:9年生・防災プロジェクトの発表1

9年生は昨年度、高安小中学校区まちづくり協議会の近田さんから、高安地域の防災についてお話をお伺いしました。その後、「防災プロジェクト」を立ち上げ、高安地域に住む私たちにとっての「防災」について学習を続けてきました。


写真:9年生・防災プロジェクトの発表2

7月に再度、近田さんに来校いただき、防災について調べていくうえで浮かび上がってきた疑問点をお伺いしました。その質問と回答をまとめて発表しました。防災や減災、災害時の対応だけでなく、高安地域を大切にし、高安地域を守るために、私たちが日頃から行動していくことの大切さについて発表できました。

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