災害に備えよう
災害への備え
災害により、全国各地で大きな被害が発生しています。
被害をできる限り少なくするためにも、できる備えをしておきましょう。
1 自分に合った最善の避難行動を
避難情報が発令されるような場合には、それぞれの状況に応じて自分に合った最善の避難行動をとってください。
また、小さなお子さんや高齢者、病人などがいる場合は避難に時間がかかるかもしれません。
余裕をもって安全な場所に避難しましょう。
例えば…
- 避難所に避難する
- 友人や親族の家に避難する
- 風水害では前もって安全な場所へ移動しておく など
【参考リンク】
気を付けたいポイント(風水害編)
- 屋外
屋外では、強風で看板が飛んだり、街路樹などが倒れたりする危険があります。
雨の場合は、地下が浸水する場合があるため、近くの頑丈な建物・高い建物の上階に避難をしましょう。
その際、エレベーターは閉じ込められる危険があります。
なるべく階段を使って上の階へ行きましょう。 - 屋内では
危険が高まっているときは、外に出るとかえって危険な場合があります。
安全なタイミングで早めの避難を心掛けるとともに、逆に危険な場合はむやみに外出しないようしましょう。
風圧や飛来物で窓ガラスが割れ、破片が吹き込む危険があります。
内側からガムテープなどをはり、カーテンを閉めておきましょう。風が強いうちは窓に近づかないように。 - 車の運転中は
大雨の際は視界が悪いうえに、操作が利かなくなることも。
できるだけ道路の中心寄りの水が少ない場所を選びながら、ゆっくりと高台へ避難しましょう。
浸水でエンストしたら、再始動させないように。エンジンを傷めます。 - 川原では
川原などでは、上流の豪雨による急な増水や土砂崩れの危険があります。
雨のときには川などに近寄らないことが一番です。警報が聞こえたら、すみやかに避難を。 - 海辺では
海への転落や高波に巻き込まれる危険があります。また、高潮の恐れもあるので、すみやかに高台へ避難しましょう。
強風や豪雨のときには、警報が聞こえないこともあるので十分な注意が必要です。
気を付けたいポイント(地震編)
地震が起きたら、「危険なものから離れて身を守る」ことを意識しましょう。
- 屋外
屋外では、屋根瓦・窓ガラスなどの「落下物」とブロック塀や自動販売機などの「倒壊や転倒」に注意しつつ、周囲の家や建物から離れましょう。
広場や公園など、屋根のない開けた場所への避難が望ましいです。
切れた電線などが垂れ下がっている場合もありますので、十分に注意しながら移動してください。 - 屋内では
揺れが収まるまでは机の下などに隠れ、布団や枕・座布団など周囲にあるもので頭を保護してください。
その際、家具や棚の中のもの、照明などの落下・転倒に注意してください。
揺れが収まったら、ガラスなどの落下物に気をつけながら、ドアや窓を少し開けて逃げ道を作ります。
(ゆがんで開かなくなることがあります。)
次に火災の原因をなくしましょう。
ガスレンジや暖房器具・電子機器などの電源を切る。
避難の際にブレーカーを落とす。などを行うと安心です。
ガスは自動で止まるものもあるため、落ち着いてから一つ一つ行動してください。 - 乗り物に乗っていたら
急停車に注意しながら、かばんなどで頭を守ります。
電車やバス内などで立っている場合は、つり皮や手すりにしっかりとつかまってください。
運転中は落ち着いて後続車や周囲に気を付けて停車しましょう。
急停車をすると、事故につながる可能性があります。
必ず安全な場所であることを確認してから停車してください。
車を置いて避難する場合は、エンジンは止めますが、ドアはロックせずキーは刺したままにします。
救助活動の際に警察や消防の方が車を動かすことがあるためです。 - エレベーターでは
すべての階のボタンを押して、停止したら速やかに降りましょう。 - 川原・海辺では
津波や水位の上昇を警戒し、より遠く・より高い場所へ避難しましょう。
2 普段からできる準備
家の中や周りの安全を確保しましょう(風水害編)
- 雨戸、屋根、トタンなどを補強し、アンテナはしっかり固定しましょう。
- 窓や扉の施錠をし、板でふさぐか、×印にガムテープを貼るなどして補強しましょう。
- 鉢植え、物干しざお、ブルーシートなど、飛ばされそうなものは屋内へ移動させるか固定しておきましょう。
- エアコンの室外機やプロパンガスのボンベもしっかり固定しましょう。
- ブロック塀や外壁のひび割れや亀裂は補修しておきましょう。
- 雨どい、側溝、排水溝などは掃除し、水の流れをスムーズにしておきましょう。
- 浸水が心配な場合は土のうを用意し、家財道具や貴重品、生活用品、食料などを高い場所へ移動させましょう。
家の中の安全を確保しましょう(地震編)
地震では、落下物や家具等の転倒による被害のおそれがあります。
普段から被害を減らす工夫をしましょう。
【参考リンク】
- 家具…金具やマット等で固定する。キャスター付きは避けるか、必ずストッパーをかける。
- 戸棚…扉が開かないように金具をつけて、中のものが飛び出すのを防ぐ。
- 窓ガラス…飛散防止フィルムをはる。
- ガスレンジ、暖房器具…自動停止装置つきのものを使う。
- 照明…1本ではなく、複数カ所固定する。
- 重いものは下の方に収納する。
- 寝室の家具を減らす。
- 出入り口や通路に物を置かない。
断水に備えましょう
- 飲料水を確保し、また、浴槽に水を張るなどして、生活用水の確保をしましょう。
- 断水時にトイレを使用すると故障や逆流の恐れがあります。携帯トイレを備えておきましょう。
【参考リンク】
停電に備えましょう
停電が発生すると、普段使っているもののほとんどが使えなくなります。
体温調節に繋がる「エアコン」、食料保管のための「冷蔵庫」、情報収集に必要な「テレビ」、連絡手段としての「携帯電話」、「IHコンロ」「トイレ」等、ありとあらゆるものが使えなくなってしまいます。
そういった状況下に陥った場合の備えとして準備が必要です。
- 懐中電灯や携帯ラジオ、予備の電池を準備しておきましょう。
- 携帯電話やモバイルバッテリーを充電しておきましょう。
- カセットコンロや携帯トイレを備えておきましょう。
- 停電が発生した場合は、停電の復旧情報を確認しましょう。
非常持出品の準備をしましょう
- 避難情報が出たらすぐに避難できるように、貴重品や非常持出品の準備をしておきましょう。
【参考リンク】
3 家庭内備蓄について
被害による影響が長期にわたる場合、スーパーやコンビニでは、食料品が品薄となり、いざ購入したいときにはもう商品がない、ということが起こります。
普段から購入している食料をいつもより多めに購入しておくとよいでしょう。
- 「飲料水」最低一人1日3リットル×最低3日分できれば7日分以上。
- 「食料」最低3日分できれば7日分以上。停電し、冷蔵庫が使えなくなることも考慮する。
【参考リンク】
4 災害時の情報収集について
災害時には、どこでどのような被害が発生しているかを知ることが重要となります。
普段から必要な情報を取得できるように調べ、意識しておきましょう。
- テレビ(テロップやdボタンによるデータ放送)
- パソコン、携帯電話(インターネット、防災メールや防災アプリ等)
- ラジオ
- 市ホームページや生活応援アプリ「やおっぷ」
- 防災行政無線(トランペットスピーカー)
聞き取れなかった場合は防災行政無線無料テレホンサービスで聞き直すことが出来ます。
電話番号「0800-2008071」(無料)
【参考リンク】
(参考)地震の後にガスが使えなくなったら?
地震等でマイコンメーターが大きな揺れを感知すると、安全のためにガスが遮断される場合があります。
その場合は復帰操作が必要ですので、大阪ガスのホームページを参考にしてください。
また、大阪ガスのホームページでは、ガスの供給を停止した地域に対して復旧情報を提供する「復旧見える化システム」が、大規模地震発生時に閲覧可能となります。
地域毎にガスの復旧進捗状況などを掲載した一覧リストと、ガスの復旧進捗状況毎に色分けしたマップの2種類の検索システムで構成され、ホームページトップ画面からアクセスできます。
(大規模地震発生時にホームページトップ画面が緊急用に切り替わります。平常時は閲覧できません。)
【参考リンク】
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危機管理課
〒581-0003大阪府八尾市本町1-1-1
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