土砂災害救助訓練を実施しました。

ページID1002164  更新日 令和7年1月30日

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救助隊による土砂災害訓練を実施しました!

八尾市消防本部では近年頻発する局地的豪雨や能登半島地震等の地震災害に伴う土砂災害に対応するため、令和6年2月14日(水曜)及び15日(木曜)の2日間、救助隊員・消火隊員(計42名)を対象とした土砂災害救助訓練を実施しました。
八尾市の救助体制は、消防本部に高度救助隊、消防署志紀出張所に救助隊の計2隊を配置しており、集中豪雨等において土砂災害が発生した場合は、消火隊及び救急隊とともに出場します。
本年は久宝寺緑地管理事務所様のご協力により、訓練場所として同敷地バックヤード内を提供していただきました。

写真:訓練開始報告


訓練開始報告です。
これより「内掘り」「一方掘り」という掘削手法を用いて訓練を実施します。

写真:要救助者に対しての初動措置


「内掘り」と呼ばれる掘削手法の実施風景です。
要救助者には全方位から土圧(土による圧力)がかかっているため、四方を板で囲むことにより要救助者にかかる土圧を軽減させるとともに、土砂の再流入を防ぐ救出方法です。
要救助者の周囲で活動する隊員は、作業効率が低下しないよう交代を繰り返し救出活動を行います。

写真:要救助者付近の土砂を排除


板の内部に隊員2名が進入し、要救助者を救出しています。

写真:救出完了


土砂内より要救助者を救出しました。

写真:「一方掘り」による救出活動


次は「一方掘り」と呼ばれる掘削手法の実施風景です。
この救出方法は要救助者の周囲を手彫りにて掘削し、掘削作業で出た土砂をスコップを使い一方方向に流す救出方法です。
胸部まで埋まっている要救助者は土圧で呼吸が抑制されているため、一刻も早く要救助者の周囲の土砂を排除する必要があります。

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