猫は室内で適正に飼育しましょう
家の外は猫にとって危険がたくさんあります
屋外に出ると、交通事故や他の猫との喧嘩による感染症やケガ、妊娠や迷子など、猫にとって危険なことがたくさんあります。
また、糞尿や爪とぎなど猫本来の習性により、周囲の人が困っているかもしれません。
猫が安全に暮らすため、また近隣に迷惑をかけないようにするために猫は完全屋内飼育をしましょう。
家の中だけで過ごすのはかわいそうと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、環境を整えることで猫は家の中だけでも快適に生活することができます。
猫が家の中で快適に過ごせるような環境を整えましょう
新鮮な餌や水
餌は猫の種類や性別、年齢などに併せて新鮮なものを毎日用意しましょう。
水もこまめに入れ替えて常に新鮮なものを用意しましょう。
冬は水が冷たいので、冷たい水が苦手な猫には人肌程度にあたためたお湯を与えてみたり、餌を少しのお湯でふやかして与えたりすると良いかもしれません。
餌や水の摂取量が普段と違う時は体調が悪い場合もあるかもしれないので、必要に応じて動物病院に相談しましょう。
安心して過ごせる場所
猫は狭くて暗いところが好きです。体がすっぽり入る程度の市販のハウスや、段ボール箱などにタオルを敷くなど隠れられる場所を用意しましょう。
普段からクレート(キャリーケージ)などを寝床として使うことで、病院などに行くときもストレスなく移動できます。
爪とぎ
爪とぎは猫の習性で、ストレス軽減・気分転換効果があります。
家具や柱など、爪とぎをされると困る場所がある場合は、専用の爪とぎを用意しましょう。
猫にも好き嫌いがあるので、素材や形状など猫が好むものを選びましょう。
トイレ
猫はきれい好きです。猫砂等を入れ、餌や水から離れた場所にトイレを設置しましょう。
汚れたトイレを嫌がるので、常に清潔にしましょう。
猫の数+1個トイレを用意するのが望ましいです。
また、うんちやおしっこの状態を確認することは猫の健康状態の把握に役立ちます。
異常があれば動物病院に相談しましょう。
遊び場
猫は上下運動を好みます。棚やキャットタワー、キャットウォークなど猫が運動できるような環境を整えましょう。
また、家具の上に飛び乗ることもあります。落下物でケガをすることがないよう、高いところに物を置かないようにしましょう。
その他、窓の外を眺めることで猫は退屈を感じにくくなることがあります。(猫が窓を開けないように注意してください。)
飼い主との遊び、コミュニケーション
猫は狩りをしていた動物です。動く物を追いかけさせて本能を満たしてあげましょう。
触られることを嫌がらない猫であれば、体に触れて異常がないか確かめることも健康管理の一つです。
逃げないように対策
飼い主が出入りする時に玄関ドアから逃げ出すことがあります。また、自分で窓や網戸を開けられる猫もいます。
高い柵やストッパー等を設置し、動物が逃げ出さないように対策しましょう。
飼っている猫が増えすぎないようにしましょう
猫は生後4~12ケ月で子猫を産めるようになり、年に2~4回出産し、1回に4~8頭の子猫を産みます。
オスとメスを併せて飼育する場合や飼い主が気付かない間に外に逃げ出して妊娠してしまうこともあります。
妊娠を望まない場合は不妊・去勢手術を実施しましょう。
手術を行うことで、卵巣や精巣由来の命にかかわる病気などのリスク軽減や、メスの発情期の鳴き声やオスのマーキングの軽減・性格が穏やかになるといわれています。
手術後は太りやすくなるので、餌の量や十分な運動など健康管理を行いましょう。
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