ペットの鳥インフルエンザ対策 鳥類を飼育している方へ

ページID1003075  更新日 令和7年1月30日

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高病原性鳥インフルエンザについて

鳥インフルエンザは、A型インフルエンザウイルスに感染することで引き起こされる病気です。
家きん(にわとり、うずら、あひる、キジ、だちょう、七面鳥、ほろほろ鳥)に対して高い致死率を示すウイルスを高病原性鳥インフルエンザウイルスと言います。
鳥インフルエンザは鳥から鳥に直接または排泄物等を介して広がり、鳥インフルエンザウイルスに感染した鳥は元気消失、下痢、食欲減退、呼吸器症状などの症状を示します。

ペットの鳥を感染から守るために

鳥インフルエンザが国内で発生しておりますが、ペットの鳥が直ちに感染するということはありません。
鳥を飼育している飼い主さんは以下のことに気を付けて、ペットが鳥インフルエンザウイルスに感染しないように対策しましょう。

鳥類を屋外で飼育している場合

  • 防鳥ネットや柵などを利用して野鳥との接触を避けましょう。
    • 庭での放し飼いはしないようにしましょう。
    • 野鳥が侵入しないよう、飼養施設に破損がないか点検し、修理を行いましょう。
  • 飼養施設やその周辺、水やエサの容器などをこまめに清掃し、汚れを落としてから消毒しましょう。
    • 鳥の糞は乾燥すると舞い上がりやすいため、清掃や糞の始末をするときは手袋やマスクを着用しましょう。
    • できれば飼養施設の床は水などできれいに洗い流しましょう。
    • 消毒は逆性せっけんやアルコール、塩素系の消毒液が有効です。(鳥に消毒液がかからないように注意しましょう)
      また、鳥が消毒液を吸い込まないよう、飼養施設、水やエサの容器を使用する前に十分に乾燥または水で洗い流しましょう。
  • 野鳥の糞などが水やエサを汚染しないように対策しましょう。
    水はこまめに取り換え、エサは野鳥が侵入しない場所に保管しましょう。

鳥類を室内で飼育している場合

  • 野鳥との接触を避けましょう。
    • 日光浴をさせる場合も野鳥と接触しないように注意しましょう。
    • 水やエサの容器、鳥かごなどを外に放置しないようにしましょう。
  • 水やエサの容器、鳥かごなどは定期的に清掃し、汚れを落としてから消毒しましょう。
    • 鳥の糞は乾燥すると舞い上がりやすいため、清掃や糞の始末をするときは手袋やマスクを着用しましょう。
    • 消毒は逆性せっけんやアルコール、塩素系の消毒液が有効です。(鳥に消毒液がかからないように注意しましょう。)
      また、鳥が消毒液を吸い込まないよう、水やエサの容器、鳥かごを使用する前に十分に乾燥または水で洗い流しましょう。
  • 毎日新鮮なエサと水を与えましょう。

鳥のお世話をするとき

  • お世話をする前やお世話をした後は石鹸を用いて手を洗い、うがいを行いましょう。
  • 鳥の健康状態に異常があった場合は獣医師に相談しましょう。
  • 鳥のお世話をしている飼い主さんが体調不良を感じた場合は医師に相談しましょう。

鳥から人への感染について

感染した鳥と濃厚な接触をして人の体内に大量のウイルスが入った場合、ごくまれに人も感染する可能性がありますが、通常の生活で鳥インフルエンザウイルスに感染した鳥に接触する可能性は低いため、容易に感染することはありません。
また、鶏卵や鶏肉を食べることにより人が感染するということはありません。

しかし、鳥インフルエンザに限らず、鳥類が持っているかもしれない病気から自身を守るためにも、鳥との過剰な接触(口移しでエサをあげるなど)は避け、鳥の体や糞に触れたあとは必ず手洗いうがいなどを行いましょう。

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