災害に備えましょう(ペット編)

ページID1003050  更新日 令和7年1月30日

印刷大きな文字で印刷

近年、様々な地域で地震や台風による水害が起こっており、その様子を報道で目にする機会も多くなっています。

いざという時、大切なペットを守るためにできることがあります。普段から災害に備えておきましょう。

災害が起きたら

まずは飼い主の安全を確保し、同行避難しましょう。

被害状況等に応じて、「ペットとともに在宅避難」、「飼い主は避難所、ペットは在宅避難」「飼い主は避難所、ペットは知人に預ける」などの避難の方法も検討しましょう。

同行避難とは、災害の発生時に飼い主がペットを連れて安全な場所まで避難することを指します。

同行避難ができるように普段から備えておきましょう。

避難所には動物が苦手な人やアレルギーがある人もいます。

同行避難する際は、周りに十分配慮し、ペットの取り扱いについては避難先のルールを守りましょう。

また、避難先ではペットにも大きなストレスがかかり、普段とは違う行動をとったり、体調を崩したりすることがあります。

十分注意して飼養管理し、ペットの不安を取り除いてあげましょう。

平時の備えが重要です

飼い主が守るべききまり

災害時は特に、地域との助け合いが必要になります。

ルールを守り、普段から地域住民とペットがともに快適に生活できるような環境をつくりましょう。

万が一、ペットが迷子になってしまったときに飼い主の元に戻れるように、マイクロチップを装着する、首輪に迷子札や犬鑑札を装着するなど身元が分かるものをペットの身につけておきましょう。

マイクロチップや犬鑑札(飼い犬登録)などの登録情報に変更があった場合は早急に変更手続きを行い、常に最新の情報を登録しましょう。

「習慣」がペットを守る

普段からしつけをしておくことによって避難所におけるペットが原因のトラブルを防ぐことができます。

また、避難所生活におけるペットのストレス軽減効果も期待できます。

  • 「おすわり」、「まて」、「おいで」ができますか。ペットがパニックになった時に落ち着かせるために有効です。
  • ペットの鳴き声で困っていませんか。飼育環境は適切か、ペットが不快感や不安感を抱いていないかよく観察しましょう。

遊びや散歩を十分に行い、ペットのストレスを発散しましょう。また、体調不良が原因で鳴いているケースもあります。

普段からペットの様子をよく観察し、いつもと違う点があれば動物病院に相談しましょう。

  • ペットはクレートに入ることができますか。

イラスト:クレートに入っている猫


クレートとは、ゲージよりも小さく持ち運び可能なケースです。

クレートトレーニングを行っておれば、避難の際だけでなく、動物病院への通院や車、電車などの利用時にもペットを安全に移動させることができます。

しつけ方で困ったことがある場合は動物病院の先生やしつけ教室等にも相談し、地域住民が快適に暮らせるようにしましょう。

ペットのための防災用品

災害時ペットの生活用品が避難所に届くまで数日かかることが予想されるため、飼い主が自らの責任で以下を参考に準備しておきましょう。

ペット用避難用品の例

  • 食事・水(5日分以上)、常備薬、食器
  • キャリーバッグやクレート、ガムテープ、マジック(補強や記名用)
  • リードや首輪、ハーネス等の係留用品(予備含む)
  • 使い慣れたトイレ砂(猫)、ペットシーツ、ポリ袋
  • タオル、ブラシ、爪切り、お気に入りのおもちゃ
  • 洗濯ネット(猫の場合、治療の保定などで使用)
  • 飼い主の連絡先やペットの健康情報、かかりつけの動物病院の情報など

環境省リーフレット(外部サイト)

環境省が作成しているリーフレットも参考に、ペットを守るためにできることを考え、普段から備えておきましょう。

PDFファイル閲覧ソフト「Acrobat Reader」はアドビシステムズ社(新しいウィンドウ)からダウンロードできます。

ご意見をお聞かせください

このページは役に立ちましたか?
このページは見つけやすかったですか

このページに関するお問い合わせ

健康福祉部 保健衛生課
〒581-0006大阪府八尾市清水町1-2-5
電話番号:072-994-6643 ファクス番号:072-922-4965
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。