カラスによるごみの被害

ページID1003148  更新日 令和7年1月30日

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イラスト:カラス

カラスによるごみ荒らし被害が年々増加傾向にあります。カラスは3~7月にかけて繁殖期をむかえますが、近年、繁殖期だけではなく一年を通してカラスによるごみ荒らし被害が見られます。

写真:カラスによるごみ荒らし被害

被害にあう原因

1.生ごみが多く混入している

カラスにとって生ごみは格好のエサとなります。可燃ごみのうち約40%を生ごみが占めています。

2.指定の曜日・時間以外のごみの排出

前日、前夜からごみを出すと荒らされる時間も長くなります。

3.荒らされたまま放置されている

ごみが荒らされたまま長時間放置されていると、カラスがどんどん集まり、さらに被害が拡大し、街の景観も損ねます。

被害にあわないためには

1.生ごみを減らす・見えないようにしましょう

  • 生ごみをギュッとしぼって水分を切る⇒10%減量効果
  • 新聞紙やチラシで生ごみを包む・ごみ袋の中心部に生ごみを入れる⇒中身が見えない

※ごみ袋の中の赤色やオレンジ色のものは、カラスの好物である肉や果物に見えやすく袋の外からそれらの色が見えると、ごみ袋を荒らす習性があります。

写真:荒らされたごみ袋1

写真:荒らされたごみ袋2

2.ごみ出しマナーを守りましょう

  • 正しい収集日
  • 朝8時30分まで(可燃ごみの場合)
  • 正しい出し方
  • 決められた場所

3.荒らされた時はすぐに片付けましょう

写真:ごみを片付けている様子

4.ネットやポリバケツを活用しましょう

※収集もれを防ぐためにネットやポリバケツを使用する際は、環境事業課へ事前に連絡してください。

  • ネットはなるべく網目の細かいもので、端をごみ袋の下に巻き込んだり、周囲におもりをつけることで被害を減らすことができます。収集後の飛散を防ぐために、ネットの端を門柱やポールなどにひもでくくりつける対策をお願いします。
  • ポリバケツは収集後、バケツ本体やふたが風に飛ばされることもありますので、中に水を入れたペットボトルなどのおもりを入れ、ふたと本体をつなげるなどの対策をお願いします。

写真:カラスよけネットの正しい使い方

  • 網目が粗いものや、ネットが小さくしっかり巻き込めていないと被害にあいやすくなります。

写真:カラスよけネットの被害にあいやすい使い方

パネル展示について

本ページの内容をもとに作成した「カラスによるごみの被害について」のパネルを展示しています。「被害にあわないための対策」や「カラス Q&A」、八尾市内の「カラス被害MAP」、「簡単DIY」などを紹介し、100円グッズで製作したカラス対策ネットとサークルの実物もあわせて展示しています。

現在は、リサイクルセンター 学習プラザ「めぐる」2階にて展示しています。

写真:パネル展示

ごみ荒らし被害見回りパトロール

可燃ごみの排出曜日にあわせて定期的に収集区域を見回り、その場で被害を確認した戸別排出住宅に対して、生ごみの出し方の工夫や被害にあわないための対策について説明をおこない、不在であれば対策方法を記載したチラシを投函し啓発活動を実施しています。
令和1年度は市内全域で1711件のごみ荒らし被害を確認しましたが、皆さまのご理解とご協力のもと、新たにネットやポリバケツを使用される方や、従来の対策から新たに工夫をされる方など数多くのごみ出し改善が見られました。
被害の多い時期としては、夏が終わって涼しくなる秋ごろと、カラスの繁殖期である春先にかけて特に被害が集中する傾向にあります。
カラスによるごみ荒らし被害を減少させるため、今後も継続的に見回りパトロールをおこなっていきます。

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このページに関するお問い合わせ

環境部 環境事業課
〒581-0017大阪府八尾市高美町5-2-2
電話番号:072-991-6254 ファクス番号:072-999-4625
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