[2017年12月28日]
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本市では、すべての教育活動に人権尊重の理念を正しく位置づけ、これまで培ってきた成果を人権に関する問題の解決に生かし、子どもたちの発達段階や地域の実態に応じた人権教育の推進に努めてきました。
しかし社会が急速に変化し、人権課題も複雑多様化している今日、本市の子どもたちが自立して主体的に社会と関わり、新たな社会を創造する力を育むためには、人権教育のさらなる推進が必要です。
そこで本市の学校園や教育委員会は次のような取り組みを通じて、人権が尊重され、共生の心あふれる人間都市づくりをめざしています。
子どもたちが自分の命をかけがえのないものと実感し、自分や周りの人の命を大切にできるように、特色ある取り組みを実践する学校園を研究校園として指定しています。研究校園の子どもたちは、パラリンピアンや助産師などのさまざまな大人との出会いを通して命の大切さについて学んでいます。
いじめの対応においては、周りにいる「傍観者」の行動が大切であるといわれています。そこで今年度から、すべての子どもがいじめを自分事ととらえ、「いじめをしない、させない、許さない」という気持ちや、いじめをなくすために主体的に行動する力を育むために、脱いじめ傍観者教育の学習プログラムを実践していきます。
教職員の人権意識の高揚と指導力の向上を図ることを目的として、教育委員会では、毎年さまざまな人権教育に関する研修を実施しています。今年度は、いじめ・障がい者・男女共生などをテーマとした研修を実施予定です。また、初めて子どもたちの指導にあたる新任教職員に対しても、人権尊重の学級づくりや本市の人権課題についての研修を行い、人権教育の理念の継承に努めています。
☆問合せ 人権教育課 電話:924-9854 FAX:923-2934
八尾市教育委員会事務局教育政策課
電話: 072-924-3888
ファックス: 072-991-4620
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