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令和3年3月号

[2017年12月28日]

ID:55940

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令和3年3月号

識字・日本語教室とは

 「よみ・かき・ことば」は、文書内容の理解や申請書の記入、災害発生時の情報収集など、日々を安心して生活していくために必要なものです。

  市内には、差別や貧困などにより、教育を受けられず、文字の読み書きが十分にできない人が文字を取り戻すため学習する「識字教室」と、言葉や文字に不自由している中国帰国者などが、日常生活や仕事に必要な日本語を学ぶ「日本語教室」があります。

識字・日本語教室の役割

  識字・日本語教室は、単に日本語だけを学習している場所ではありません。自身の生い立ちや気持ちを一緒に語り合い、人権について考える場でもあり、また、日常生活で困ったことを教室の仲間に相談し、解決策を一緒に考えることで安心できる居場所でもあります。

 このように識字・日本語教室では、さまざまな形で「よみ・かき・ことば」にふれる場であり、多くの人が日々学習に励んでいます。

さまざまな教室活動

 識字・日本語教室では、日本語学習のほかにもさまざまな活動を行っています。級外学習として、教室で学んだ日本語が実社会でどのように使われているのか、また自分で理解ができるのか実践を兼ねて施設見学に出かけます。また、全体学習として、人権啓発行事であるひゅーまんフェスタや桂・安中人権コミセンまつりなどの催しに作品を出展します。作品作りを通して多くの仲間との交流が図られます。

 そして年に一度、自身の生い立ちや日ごろの気持ちを自ら綴ってもらい、文集として仕上げたあと、教室で発表してお互いのことを語り合い、互いの絆を深めています。

 市では、読み書きができないことによって、日常生活や学習機会が制限されることのないよう今後も識字・日本語教室を開催し、学習の機会を提供していきます。詳細はお問合せください。

 ☆問合せ 生涯学習スポーツ課
  TEL924-3893 FAX924-5593

やおの教育(vol.110)

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