令和2年10月号

　子ども一人一人がインターネットにつながったタブレットパソコンを使えるようにすることで、それぞれの学習ニーズに合った学びを進め、生きる力を確実に育成できる教育ICT環境のことをいいます。八尾市でも全学校に順次配備を進め、本格的にタブレットパソコンを使った学習を進めていきたいと考えています。

　タブレットパソコンを活用することで、次のような学習を通じて、子どもたちにこれからの社会で生き抜く力の育成を図っていきます。

(1)写真やグラフなどの教材を、簡単に分かりやすく示すことができます。

(2) 一人一人に合わせたペースや内容で学習を進めることができます。また、シミュレーションなどのデジタル教材を用いることにより、深く考える学習が進みます。

(3)先生が、これまで以上に深く丁寧に、子どもたちの学習状況などを把握することができます。

(4) 一人の子どもの考えを、学級全体で共有することがスムーズになり、効率的かつ効果的に授業を進めることができます。

(5)遠隔地や他校などとの学校の壁を越えた学習など、これまでにない新しい学習の形が可能になります。

　また、感染症の拡大や自然災害による臨時休校など、何らかの理由により学校に登校できない場合に、子ども・家庭と先生・学校をインターネットでつなぐオンライン学習を進めることもできるなど、さまざまな可能性がありますので、これからも有効な活用方法を探っていきます。

 ☆ 問合せ 　教育センター 　電話941−3365　FAX941−3364