マダニが媒介する感染症

ページID1008485  更新日 令和7年1月30日

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平成25年1月に、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の患者の発生が国内で初めて公表されました。その後も西日本を中心に、毎年60~90名の患者発生報告があります。
主な症状は発熱、おう吐や下痢などの症状で、重症化し、死亡することもあります。

重症熱性血小板減少症候群の多くは、ウイルスを保有しているマダニにかまれることにより感染します。
このため、患者の多くはマダニの活動期である春から秋にかけて発生しています。

また、マダニにかまれることにより感染する病気として、日本紅斑熱なども確認されています

マダニにかまれないようにするために

マダニによる感染症を防ぐために、マダニにかまれないよう、マダニの活動が活発になる春から秋にかけて、草むらややぶなど、マダニが多く生息する場所に入る場合には、肌をできるだけ出さないようにしましょう。

  • 長袖、長ズボン等を着用しましょう。(シャツの裾はズボンの中に、ズボンの裾は靴下や長靴の中に入れましょう)
  • 足を完全に覆う靴をはきましよう。(サンダル等は避ける)
  • 帽子、手袋を着用し、首にタオルを巻くなどしましょう。

もしマダニにかまれたら

マダニの多くは、皮膚にしっかりと口器を突き刺し、長時間吸血します。吸血中のマダニが皮膚についているのを見つけた場合、無理に引き抜くとマダニの一部が皮膚内に残って化膿したり、マダニの体液を逆流させる恐れがあるため、医療機関(皮膚科)で除去、洗浄などの処置をしてもらうようにしましょう。

マダニにかまれた後、数週間程度は体調の変化に注意し、発熱等の症状が現れた場合は医療機関で診察を受けるようにしましょう。

関連サイト

啓発ツール

ダニに関する啓発ツールとして、ポスターが作成されていますので、ご活用ください。

写真:マダニに注意ダニャン

写真:今年もあなたの血を狙って奴らがやってくる

写真:山ありダニあり

写真:「ダニ」にご注意ください

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