インフルエンザ

ページID1008493  更新日 令和7年4月3日

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インフルエンザはインフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。例年11月から3月にかけて流行します。
日頃からの手洗いの徹底と咳エチケットを行い、感染予防を心がけてください。

インフルエンザの主な症状

38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛等全身の症状が突然現れます。併せて普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳等の症状も見られます。
普通の風邪とは違い、お子様ではまれに急性脳症を、高齢の方や免疫力の低下している方では肺炎を伴う等、重症になることがあります。

感染経路

インフルエンザの主な感染経路は咳やくしゃみの際に口から発生される小さな水滴(飛沫)による飛沫感染です。
また、手指など体についたインフルエンザウイルスを介して鼻や口などに入り感染する接触感染もあります。

予防のポイント

ワクチン接種をしましょう

インフルエンザワクチンは、感染後に発病する可能性を低減させる効果と、インフルエンザにかかった場合の重症化防止に有効と報告されています。
特にお子様、基礎疾患のある方や高齢の方では重症化する可能性が高いと考えられるためワクチン接種をしましょう。
インフルエンザワクチンは、接種後効果が現れるまで2週間程度必要です。ワクチンを接種した後も、手洗いや飛沫感染対策を行うようにしましょう。

飛沫感染対策としての咳エチケット

インフルエンザの主な感染経路は咳やくしゃみの際に口から発生される小さな水滴(飛沫)による飛沫感染です。
インフルエンザの飛沫感染対策としては、下記の3点を守ることを心がけてください。

  1. 普段から皆が「咳エチケット」を心掛け、咳やくしゃみが出るときはできるだけマスクをすること
  2. とっさの咳やくしゃみの際にマスクがない場合は、ティッシュや腕の内側などで口と鼻を覆い、顔を他の人に向けないこと
  3. 鼻汁・痰などを含んだティッシュはすぐにゴミ箱に捨て、手のひらで咳やくしゃみを受け止めた時はすぐに手を洗うこと

外出後の手洗い等

流水・石鹸による手洗いは手指など体についたインフルエンザウイルスを物理的に除去するために有効な方法であり、インフルエンザに限らず接触感染を感染経路とする感染症対策の基本です。
インフルエンザウイルスはアルコールによる消毒でも効果が高いので、アルコール製剤による手指衛生も効果があります。

適度な湿度の保持

空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。
特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50~60%)を保つことも効果的です。

十分な休養とバランスのとれた栄養摂取

身体の抵抗力を高めるために、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を日ごろから心がけましょう。

人混みや繁華街への外出を控える

インフルエンザが流行してきたら、特に高齢の方や基礎疾患のある方、妊婦、疲労気味、睡眠不足の方は、人混みや繁華街への外出を控えましょう。
やむを得ず外出して人混みに入る可能性がある場合には、ある程度の飛沫等を防ぐことができる不織布(ふしょくふ)製マスクを着用することは一つの防御策と考えられます。ただし、人混みに入る時間は極力短くしましょう。

※不織布製マスクとは
不織布とは「織っていない布」という意味です。繊維あるいは糸等を織ったりせず、熱や化学的な作用によって接着させて布にしたもので、これを用いたマスクを不織布製マスクと言います。

インフルエンザにかかったら

  1. 具合が悪ければ早めに医療機関を受診しましょう。
  2. 安静にして、休養をとりましょう。特に、睡眠を十分にとることが大切です。
  3. 水分を十分に補給しましょう。お茶でもスープでも飲みたいもので結構です。
  4. 咳やくしゃみ等の症状のある時は、周りの方へうつさないために、不織布製マスクを着用しましょう。
  5. 人混みや繁華街への外出を控え、無理をして学校や職場等に行かないようにしましょう。

予防啓発ツールをご活用ください!

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