マイコプラズマ肺炎

ページID1014067  更新日 令和7年1月30日

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マイコプラズマ肺炎とは

「肺炎マイコプラズマ」という細菌に感染することによって起こる呼吸器感染症です。
マイコプラズマ肺炎は1年を通じてみられ、冬にやや増加する傾向があります。
例年、患者として報告されるもののうち約80%は14歳以下ですが、成人の報告もみられます。

感染症法に基づく定点把握5類感染症として定められており、基幹定点医療機関から毎週保健所へ報告されます。

マイコプラズマ肺炎の主な症状

潜伏期間は2~3週間程度で、発熱や全身倦怠感(だるさ)、頭痛、痰を伴わない咳などの症状がみられます。
咳は少し遅れて始まることもあります。咳は熱が下がった後も長期にわたって(3~4週間)続くのが特徴です。

感染した人の多くはマイコプラズマに感染しても気管支炎ですみ、軽い症状が続きます。一般に、小児の方が軽くすむと言われています。一部の人は肺炎となり、重症化することもあります。また、5~10%未満の方で、中耳炎、胸膜炎、心筋炎、髄膜炎などの合併症を併発する症例も報告されています。

感染経路

感染した人のせきのしぶき(飛沫)を吸い込んだり(飛沫感染)、感染者と接触したりすること(接触感染)により感染すると言われています。

予防のポイント

普段から流水と石けんによる手洗いを行いましょう。また、感染した場合は、家族間でもタオルの共用は避けましょう。せきの症状がある場合には、マスクを着用するなど咳エチケットを守ることを心がけましょう。

現時点でマイコプラズマ肺炎に有効なワクチンはありません。
長引く咳などの症状があるときは、医療機関で診察を受けるようにしましょう。

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