RSウイルス感染症

ページID1008492  更新日 令和7年2月10日

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RSウイルス感染症について

RSウイルス感染症とは、RSウイルスによる急性呼吸器感染症です。主に0歳から2歳の小児が発症しますが、気づかないうちに大人も感染している可能性があります。以前は夏から増え、秋にピークがみられていましたが、2021年以降は春から初夏に増え、夏にピークがみられています。

RSウイルス感染症の主な症状

通常RSウイルスに感染してから2~8日、典型的には4~6日間の潜伏期間を経て発熱、鼻汁などの症状が数日続きます。多くは軽症で自然軽快しますが、重くなる場合には、その後咳がひどくなる、呼吸をするとゼイゼイ、ヒューヒュー音がする、呼吸困難となるなどの症状が出現し、場合によっては、細気管支炎、肺炎になります。

感染経路

主な感染経路は咳やくしゃみの際に口から発生される小さな水滴(飛沫)による飛沫感染や手指など体についたRSウイルスを介して鼻や口などに入り感染する接触感染です。

予防のポイント

飛沫感染対策としての咳エチケット

飛沫感染対策としては、下記の3点を守ることを心がけてください。

  1. 普段から皆が「咳エチケット」を心掛け、咳やくしゃみが出るときはできるだけマスクをすること
  2. とっさの咳やくしゃみの際にマスクがない場合は、ティッシュや腕の内側などで口と鼻を覆い、顔を他の人に向けないこと
  3. 鼻汁・痰などを含んだティッシュはすぐにゴミ箱に捨て、手のひらで咳やくしゃみを受け止めた時はすぐに手を洗うこと

接触感染対策としての外出後の手洗い等

流水・石けんによる手洗いは手指など体についたRSウイルスを物理的に除去するために有効な方法であり、RSウイルス感染症に限らず接触感染を感染経路とする感染症対策の基本です。
RSウイルスはアルコールによる消毒でも効果が高いので、アルコール製剤による手指衛生、子どもが日常的に触れるおもちゃなどの消毒も効果があります。

受診のタイミング

機嫌がよく、辛そうでなければ、様子をみたり、かかりつけ医にご相談ください。
ただし、呼吸が苦しそう、食事や水分が摂れない時は医療機関への受診をご検討ください。

受診を迷った場合や夜間・休日の場合は、「こどもの救急」などの関係Webサイトを参照したり、#8000(こども医療相談)にご相談ください。

予防啓発ツールをご活用ください!

「RSウイルス感染症」に注意しましょう。(厚生労働省)

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