3年生　修学旅行

沖縄へ

　3年生が5月30日～6月1日まで沖縄に修学旅行に行ってきました。沖縄への修学旅行は4年ぶりです。梅雨の時期なので天気を心配していましたが、3日間雨に降られることはありませんでした。

平和学習

　出発式で『沖縄に行くには、沖縄のことを学んでから行く責任がある』と話しました。『現地では美しい沖縄ややさしいおじいやおばあに出会うだけでなく、そこで何があったかをしっかりと学んでほしい』とも話しました。沖縄に到着した時は、少しふわふわした様子の生徒たちでしたが、ひめゆり平和祈念資料館の見学やガマの見学をするなかで、子どもたちの表情はどんどん変わっていきました。ひめゆり平和資料館では時間をオーバーしても資料に見入る生徒がたくさんいました。ガマでは語り部さんのすさまじい話を聞きながら、痕跡が残る現場を真剣に見ていました。ガマの奥深くで全員が懐中電灯のあかりを消し、隣の人もまったく見えない暗闇になったとき、その闇の深さに動揺する生徒もいました。そして、ここに避難し、この暗闇の中、攻撃にさらされながら生活した人々の心情に思いをはせ、亡くなられた方々へ黙祷をささげました。その後、沖縄平和祈念公園に移動し’平和の礎’の前でセレモニーを行いました。自分たちが今立っている場所でかつて何があったかを知った生徒たちの平和宣言や歌はとても厳粛な想いのこもったものになりました。

BBQ　学年レクレーション

ビーチレク　民泊

国際通り

解散式

 平和学習の後のBBQ、学年レクレーション、2日目、ビーチで過ごした時間、民泊、3日目の国際通りでの自由な時間。生徒たちは全力で楽しんでいました。事前に沖縄についてしっかりと学び、実際に自分たちの目でかつてあった戦争という悲惨な出来事に触れ、そして美しい沖縄も満喫していました。とても大切で有意義な時間を過ごした修学旅行になったと思います。