令和6年度 「脱いじめ傍観者授業」「SOSの出し方授業」

ページID1013864  更新日 令和7年1月30日

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いじめのない学校づくりの一環として、八尾市では「脱いじめ傍観者授業」を実施しています。

「脱いじめ傍観者授業」では、いじめの構造において、圧倒的多数である「観衆」や「傍観者」に焦点を当てて、すべての子どもがいじめを自分事として捉え、いじめの予防や解決方法を話し合い、考えることを目的とし、産官学共同で開発された学習プログラムを実施しています。
また、本年度より脱いじめ傍観者授業の拡充として、「SOSの出し方授業」も実施しています。現在および将来において、いじめ等の問題を抱えたり危機に陥ったりしたとき、問題をひとりで背負い込まずに乗り越える力を培うとともに、友だちのいのちの危機に気づいたときに、関わり、信頼できる大人につなぐことについて学ぶことを目的とし、こちらも産官学共同で開発された学習プログラムを実施しています。

「脱いじめ傍観者授業」は、市内全公立小学校・義務教育学校(前期課程)の4年生の児童と、市内全公立中学校・義務教育学校(後期課程)の1年生(義務教育学校は7年生)の生徒を対象に、「SOSの出し方授業」は、市内全公立小学校・義務教育学校(前期課程)の5年生の児童を対象に、いずれもオンラインで、1学期の間に全ての学校で実施しました。

「脱いじめ傍観者授業」では、「みんなに『もういじめるのはやめようよ』と言います。」「いじめられている人を助ける行動をとろうと思いました。」「おとなに一緒に相談しに行きます。」、「SOSの出し方授業」では、「モヤモヤしていることをなくせるから、相談した方がいいと思いました。」「信頼できる人がいるから相談できます。」などの意見や感想が子どもたちからあがっています。

今後も、課題に直面した時に子どもが自らSOSを出す力を養うことができる学校づくり、いじめを放置せず、みんなで関わり合い、解決していくことのできる学校づくりを進めてまいります。

写真:脱いじめ傍観者授業、SOSの出し方授業1

写真:脱いじめ傍観者授業、SOSの出し方授業2

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