台風の脅威から植物を守れ

ページID1024589  更新日 令和8年7月2日

印刷大きな文字で印刷

― 上級生が動き、下級生が応えた安中小の一日 ―

台風が近づくある日の朝。

中庭には、環境・園芸委員会とサークル「やってみたい花いっぱい運動」の児童50名が大切に育ててきた人権の花・マリーゴールドが、静かに風を待っていました。

そのそばには、1年生のアサガオ、2年生の真っ赤に実ったトマト。

どれも子どもたちが毎日世話をしてきた、かけがえのない命です。

「台風から守りたい」

子どもたちはそう願い、前日から校舎内に避難させる計画を立て、廊下に新聞紙を敷いて準備しました。


中庭

新聞紙を敷く


午前中、休校になった! それでも子どもたちは動いた

避難予定日の朝、残念ながら気象警報レベル4が発令され、学校は休校に。

しかし、11時には警報が解除され、午後から登校できることになりました。

登校してきた5・6年生は開口一番、

「避難は予定通りできますか」と聞きに来ました。

自分たちの役割を果たしたい、その思いが表情から伝わってきました。


雨の中、カッパを着て動き出す上級生たち

休み時間になると、計画していた

マリーゴールド班・アサガオ班・トマト班に分かれ、上級生たちはカッパを着て雨の中へ。

マリーゴールド24ポット入りのケースを丁寧に運び、アサガオのつるを傷つけないように抱え、真っ赤に実ったトマトをそっと持ち上げる。

その姿は、まるで「命の避難」を担う小さなレスキュー隊のようでした。


草花を運ぶ1

草花を運ぶ2


上級生から下級生へ、そして再び上級生へ

― 命のバトンがつながる ―

特に印象的だったのは、トマトの避難です。

雨の中、5・6年生が運んできたトマトを、2年生が「ありがとう」と受け取り、校舎内へ。

さらに、校舎内で待機していた上級生へと手渡し、廊下に整然と並べていきました。

上級生が動き、下級生が応え、また上級生へとつながる。 

そこには、安中小学校が大切にしてきた「思いやりの循環」が確かに息づいていました。


とまとを運ぶ

廊下に並ぶトマト

廊下に並ぶアサガオ


自然の脅威に備えるという学び

台風という自然の脅威に向き合いながら、

子どもたちは次のことを自らの行動で示しました。

○自分たちの植物を守る責任

○下級生を思い動く上級生の姿

○その姿を見て「自分にもできることを」と動く下級生

○他者のことを思い、行動につなげる力

この一連の出来事は、単なる植物の避難ではありません。

命を守る行動を自ら考え、仲間と協力して実行する学びそのものでした。


安中小学校は、これからも

自然と向き合い、仲間を思い、行動する子どもたち。

その姿は、学校が大切にしてきた「命をつなぐ教育」の確かな証です。

安中小学校はこれからも、子どもたちの思いやりと行動力が輝く学びを大切にしていきます。

ご意見をお聞かせください

このページは役に立ちましたか?
このページは見つけやすかったですか

このページに関するお問い合わせ

(小・中学校、義務教育学校) 安中小学校
〒581-0086大阪府八尾市陽光園2-7-33
電話番号:072-922-2913 ファクス番号:072-992-1974
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。