7月11日 2年生LGBTQ講話
7月9日の5・6時間目に2年生でLGBTQ講話が行われました。
講師の方に来ていただき、性自認や好きになる対象といった性に関する捉え方、講師の方の体験談、カミングアウトについてなど、幅広く講演してもらいました。
【生徒の感想】
- 今回の授業で改めて性自認のことやLGBTQの方々の思いについて考えることができました。それに加えて自体験の話や辛かったことなど本人ですら思い出すことが苦しいようなことまで暑いなか私たちに精一杯伝えてくださり、本当に感謝しかありません。LGBTQの方々が生きづらい世の中を変えるために、自分でできることをしていきたいです。その一歩として今日帰ったあと家族に今回の授業のことを話してみようと思います。これからの未来でその方たちが安心して暮らせるようにと心から思います。このような貴重な経験を胸に忘れないでいきたいです。
- 今まで、LGBTQのことを色々学んできましたが、今回新しい言葉を覚えることが多かったです。まず、自分の何気ない言動でいつのまにか人を傷つけてしまているかもしれないということにはっとしました。講師の方のように一度言われたことをずっと覚えていても、そのひどいことを言った人は覚えていなかったという、ひどいことを言った側にはならないように、ひとつひとつの言動に責任を持つことが必要であると理解しました。そして、まだまだ日本ではLGBTQの人々に対する制度がやさしくないなと感じました。少しでも早く、みんなが自分の心や気持ちに自由で生きれる社会になってほしいです。
- 今日、講師の方々がLGBTQについて時間をとって教えてもらって、前にもLGBTQについて教えてもらったけど、もっとLGBTQについて知れたし、同じ人でもその人にしかない個性とかもあると思うから1人の人間として大切にしていきたい。自分の「普通」と他の人の「普通」は違うってことも改めて分かったから、会話のなかで普通って言葉は何気なく使ってるけど、それでも、しっかり考えて使っていきたい。もし友達がカミングアウトしてくれたなら、しっかり聞きたいし、役に立てることをしたいと思った。
- 今日の話を聞き、自分が今までに無意識に差別するようなことを言っていなかったか、不安になってきました。身近にLGBTQの人がいないと思っていても、その人が言っていないだけで、深く傷ついている場合があるし、身近な人でなければ言ってもいいということにもならないので、これからは絶対に差別するようなことは言いたくないと思いました。また、誰かが話してくれたときは、自分を信頼して選んでくれたということなので、否定するようなことは言わないように気をつけるようにしたいです。
- 個人的に「LGBTQ」というのは意外と身近に感じていて、友だちが実際にその中に含まれました。すごく悩んでいたし、どうにもしてあげれない無力さに私も悩みました。でもこうやって授業をしていただけることで、私もすくわれるし、もしその子のところにも届いていたらすくわれるだろうなと思いました。でも同時に、日本の法律にすごく不満をもつし、こういう授業を受けないと理解してくれない人がいたり、それでも理解してくれない人がいるのが本当に腹立たしく思います。理解しきれないのはあたりまえだけど、理解する努力を少しでもしてほしいと思いました。もっともっと「あたりまえ」になってほしいし、一秒でもはやく日本の法律が改善されることを願います。
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