令和6年度 教頭人権教育研修
八尾市では初任者、人権担当者、管理職などを対象に複数の人権研修を実施しています。
8月22日には、大阪公立大学ダイバーシティ研究環境研究所客員准教授、ひとケア・ワークLab.主宰の巽 真理子さんを講師にお招きし、「アンコンシャス・バイアス研修 自分の「あたりまえ」を見つめなおす」と題して教頭を対象にした研修を実施しました。
巽さんからは、バイアス(偏見)の悪影響として自分の「あたりまえ」が暴力につながることがあることや、バイアスの元になる枠組み・カテゴリーを決めるのは人間(社会)であること、アンコンシャス(無意識の)・バイアスについてなどを、具体例を交えて伝えていただきました。また、バイアスとの向き合い方として、「バイアスを行動に移さない」環境づくりや、それぞれが「バイアスをもっている」という自覚をもつことの大切さを伝えていただきました。
今後も子どもたちが自他を大切にし、差別のない社会づくりに参画していくために、学校における人権教育をさらに推進していきたいと思います。
【受講者の感想より(一部)】
- 自分の「あたりまえ」が暴力につながることもある、知らない間に傷つけていることがある、ということを心にとめておかないといけないと思いました。
- バイアスが無いと思わず、無意識のバイアスへの気づきの感度を上げていきたいと思いました。
- まだまだ自分の中にアンコンシャス・バイアスがあるということに気づくことができました。これを無くすのではなく、誰かの不利益にならないような環境・制度をつくっていくことの大切さがわかりました。
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