[2021年3月5日]
ID:30928
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます
大きな地震が発生したとき、ニュースで「液状化」や「墳砂」といった言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか。
私たちの住む地面は、河川によって運ばれた土砂や、人為的な整地、盛り土によって砂や粘土が堆積し、地層を形成しています。このうち砂や礫(れき)の層は粒子が粗く、地下水を含んでいることがあります。地震による衝撃で地層の収縮運動が起こり、砂や礫の層に含まれる地下水の水圧が高まり、逃げ場を求めて上部の地層を突き破って上昇する現象が「液状化」であり、一緒に吹き上がった砂や礫を「墳砂」と呼んでいます。このように液状化は水分と砂礫層が要因であるため、海岸や河川、池などの近辺あるいは地面に地下水を含む地域に多く発生します。
【PDFデータ】八尾歴史物語 十八巻~文書や発掘調査から探る地震(三)~
八尾市魅力創造部観光・文化財課
電話: 072-924-8555
ファックス: 072-924-3995
電話番号のかけ間違いにご注意ください!