[2021年3月5日]
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安中新田会所跡旧植田家住宅には、これまで紹介した民具のほかにも多くの資料が残されています。
そのうち今回は、書籍から垣間(かいま)見えた植田家の暮らしの一端についてお話しします。
植田家に残されている書籍は、江戸時代中頃から昭和に至るものまで2000点以上にも及び、版木(はんぎ)に彫って印刷した「版本」や手書きで複写された『写本』が多く見られます。
また、書籍の種類もさまざまで、儒教の教書で特に重要とされる四書五経(ししょごきょう)の中の『孟子(もうし)』や歴史書の『資治通鑑(しじつがん)』『十八史略』といった中国の書物や漢詩集、『日本書紀』や漢字を学ぶ手本となる『千字文(せんじもん)』など学習用のもの、幕末から明治初期の出来事をまとめた『見聞雑誌』『維新見聞記』や紀行文などの読み物、そのほか生け花の本や能、狂言、謡本(うたいぼん)、句集など趣味やたしなみのためのものなどがあります。
【PDFファイル】二六巻 旧植田家資料からひもとく昔のくらし 上 ~書籍編~
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