コリネバクテリウム・ウルセランス感染症

ページID1024356  更新日 令和8年6月15日

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コリネバクテリウム・ウルセランス感染症とは

コリネバクテリウム・ウルセランス感染症は、ジフテリア毒素を産生するジフテリア菌の近縁菌であるコリネバクテリウム・ウルセランスという細菌の感染によって起こり、ジフテリアによく似た症状を示す感染症です。

国内では患者報告数は多くありませんが、犬や猫との接触が感染のきっかけとなることがあるため、適切な距離で動物とふれあうなどの衛生管理を行うことが大切です。

主な症状

呼吸器感染の場合には、初期に風邪に似た症状を示します。
その後、のどの痛み、咳などとともに、扁桃や咽頭などに偽膜と呼ばれる膜や白苔を認めることがあります。
重症の場合には、呼吸困難等を示し、死に至ることもあります。
呼吸器以外の感染では、首のリンパ節の腫れや皮膚症状が報告されています。

感染経路

主な感染経路は、感染した動物(犬や猫など)との接触です。
人から人への感染は、国内では報告がなく、国外においても、非常にまれです。

予防のポイント

動物とふれあった後は必ず手洗いを行うことなどの一般的な衛生管理が重要です。
口移しでエサを与えたり、口をなめさせたりするなど、動物との過度な接触は控えましょう。
国内では、人に対する定期の予防接種の対象である5種混合ワクチンにジフテリアトキソイド(ワクチン)が含まれています。
このワクチンは、コリネバクテリウム・ウルセランス感染症に対しても有効であると考えられています。定期予防接種の受け忘れがないか確認しましょう。

ペットが感染しているかもしれないと思ったら

飼っている犬や猫に、咳、くしゃみ、鼻水などの風邪のような症状や、皮膚のただれなどがみられる場合は、早めにかかりつけの動物病院に相談しましょう。
また、症状がなくても保菌している場合があります。動物に触れた後は、石けんと流水で手を洗うことが大切です。

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