HTLV-1感染症について

ページID1024431  更新日 令和8年7月30日

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HTLV-1感染症とは

HTLV-1は、Human T-cell Leukemia Virus type 1(ヒトT細胞白血病ウイルス1型)の略称で、ヒトに感染するレトロウイルスの一つです。
このウイルスを保有している方を「HTLV-1キャリア」と呼びます。感染しても多くの人(約95%)は症状がなく、生涯発病しないことがほとんどです。

主な症状

HTLV-1キャリアの一部の人は、成人T細胞白血病・リンパ腫(約5%)、HTLV-1関連脊髄症やHTLV-1ぶどう膜炎(約0.3%)などの病気を発症します。

・成人T細胞白血病・リンパ腫(ATL)・・・全身のリンパ節が腫れたり、皮膚に発疹やしこり(腫瘤)があらわれたりすることがあります。
・HTLV-1関連脊髄症(HAM)・・・両下肢のつっぱり感のために足がもつれて歩きにくくなることで気づくことがあります。
・HTLV-1ぶどう膜炎(HU/HAU)・・・眼の前に虫やゴミが飛んでいるようにみえる(飛蚊症)、かすんで見える(霧視)などの目の症状があらわれます。

感染経路

HTLV-1は、感染している人の血液、母乳、精液などに含まれるウイルス感染細胞が生きたままの状態で大量に体内に入り込むことで感染することがあります。
日本では1986年の献血スクリーニング開始以降、輸血による感染は起きていません。

予防のポイント

HTLV-1は、通常の生活で簡単にうつるウイルスではありません。家庭や学校、職場で一緒に過ごすことを避ける必要はありません。
妊婦健診ではHTLV-1抗体検査が行われています。検査で陽性となった場合は、赤ちゃんへの感染を防ぐため、授乳方法について医師や助産師、こども健康課(母子保健係)などに相談しましょう。

性的接触による感染を防ぐため、コンドームの使用が有効です。心配なことがある場合は、医療機関や保健所に相談しましょう。
国内で承認されたワクチンはありません。

HTLV-1の検査について

保健所では、HTLV-1感染の可能性がある方を対象に、抗体検査を実施しています(受検条件あり)。
両親、配偶者、血縁のある祖父母、兄弟姉妹などがHTLV-1キャリアである方など、ご自身やご家族の感染が心配な方は、保健所へご相談ください。
なお、検査は予約制で、対象となる条件があります。詳しくは保健所へお問い合わせください。

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健康福祉部 保健予防課
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