令和7年度 人権教育研修講座 第4講を開催しました

ページID1021762  更新日 令和7年12月1日

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令和7年度 人権教育研修講座 第4講

八尾市では、教職員を対象に、「学校における人権尊重の教育をより一層前進させるため、人権教育推進上の課題や実践事例等について研修を行い、教職員の人権意識の高揚と資質の向上を図ること」を目的として、年間6回の人権教育研修講座を開いています。

人権教育研修講座の第4講として、令和7年11月27日(木曜日)は、「ルーツを考える ~在日コリアン三世として~」と題して、大阪大谷大学 講師 梁千賀子(ヤンチョナジャ)さんを講師にお招きしてご講義いただきました。

 差別によって社会から分断されてきた歴史を知ることや、現在も続く差別や排他的な情勢を見つめることを通して、「デマ」や「差別」を見抜いて見過ごさない力やマイノリティの生きづらさに共感できる力を育んでいく大切さについて深く考えることができた研修会となりました。

受講者の感想より(一部)

  • 今日の研修を受けて、子どもたちが自分のルーツをありのままに受け止めて過ごせるかどうかは、その子たちが今居る環境がキーになると改めて思いました。

  • 「マイノリティの子たちは、常にまわりを見て生きている」という梁さんの一言にハッとさせられました。日頃、何気なく見ているテレビやインターネット等のさまざまな情報が、知らず知らずのうちに誰かを傷つけているかもしれないと気づいたからです。毎日学校に来る子どもたちがちょっとした何かのきっかけでしんどい思いや辛い思いをしていないか、アンテナをはって見守っていきたいと思いました。

  • 過去を変えることはできないが、現在や未来を変えるために、今日学んだことを伝えていきたいと思いました。子どもたちを教えるものとして、正しい知識を子どもたちに教えていきたいと思いました。

講師が話をしている様子

講義を受ける参加者の様子

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