重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は、主にマダニを介して感染するウイルス感染症です。
2013年に日本国内で初めて患者が確認され、これまで西日本を中心に報告されていましたが、2025年に関東や北海道で感染した患者が報告されました。
感染すると発熱や消化器症状などがみられ、重症化すると命にかかわることがあります。特に高齢者は重症化しやすいため注意が必要です。
主な症状
潜伏期間は6日から14日(通常7から10日)です。発熱、強いだるさ、食欲低下、吐き気・嘔吐、腹痛、下痢などの症状があらわれます。
重症になると、意識障害や出血症状などを起こし,死亡することもあります。
感染経路
主に、SFTSウイルスを持つマダニに刺されることで感染します。
また、患者や感染した動物(猫や犬など)の血液や体液に触れることで感染することがあります。
予防のポイント
- 野外では、長そで長ズボン、長靴等を着用し、虫よけ剤を使用するなど、肌の露出を減らしましょう。農作業やハイキングなど(野外活動)の後は、マダニが付いていないか確認しましょう。
- 感染のおそれがある野生動物やペットには素手で触れず、血液や体液への接触を避け、触れた後は手を洗いましょう。飼っている動物に発熱や嘔吐など、体調に異変がみられる場合は、早めにかかりつけの動物病院に相談しましょう。
- マダニに刺された場合は無理に引き抜かず、皮膚科等の医療機関を受診しましょう。
- 国内で承認されたワクチンはありません。治療薬として抗ウイルス薬(ファビピラビル)が承認されています。
マダニ対策については,以下のホームページもご覧ください。
関連情報
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