”振り込め詐欺”や”個人情報の詐取”が発生しています!
市役所の職員等を装った不審な電話にご注意ください。
市役所などの公的機関をかたり、お金や個人情報を狙う不審な電話が全国で多発しています。八尾市内でも発生している身近な問題ですので、十分に警戒してください。
振り込め詐欺の事例
後期高齢者医療や国民健康保険の医療費の還付、または臨時福祉給付金の手続きなどを装って、言葉巧みに金融機関の窓口やスーパーマーケット・コンビニエンスストア等のATMに誘導してお金を振り込ませる「振り込め詐欺」が発生しています。
事例1
八尾市の職員と名乗る男性から電話があり、「去年の年末に医療費の払い戻しの通知を送ったがまだ申請されていない。本日3時までに口座番号等を社会保険事務所に連絡するように」と言われ、電話番号を教えられた。
事例2
八尾市医療課の者と名乗る男性から「過去5年間の医療費の還付金の申請書を郵送したが申請がない。書類は届いているか」との電話があった。不審に思った本人が問い質すと電話が切れた。
事例3
八尾市高齢福祉課の職員を名乗る人から、「臨時福祉給付金16,500円が発生している。指定のATMまで来てほしい。」と電話があった。ATMに向おうとしたが、家族に止められた。
事例4
八尾市の福祉部局の職員を名乗る女性から、「介護保険の制度改正があったため、保険料の還付がある。振込先の金融機関名を教えてほしい。」と電話があった。金融機関名を伝えて電話を切ると、今度は金融機関の社員を名乗る人から電話があり、「還付金受け取り手続きを行うため、自宅に伺う。通帳と印鑑を準備しておいてほしい。」と言われた。
個人情報詐取の事例
臨時福祉給付金などの各種給付制度の手続きやその他の調査などを装って、個人情報や生活状況を聞き出そうとする不審な電話が相次いでいます。振り込め詐欺と同様、八尾市内でも確認されていますので、十分に警戒してください。
事例1
市民宅に八尾市の福祉課職員を名乗る男性から電話があり、「お一人暮らしですか」、「目は見えますか」、「耳は聞こえますか」といった質問を受けた。
事例2
市民宅に国勢調査をかたる電話があり、介護保険に加入しているかを確認したうえで、預貯金を尋ねられた。
事例3
統計課の職員を名乗る男性から電話があり「統計調査を行っています。世帯員数は何人ですか?年収はどれくらいですか?」などと、しつこく尋ねられた。
ひとこと助言
振り込め詐欺や個人情報詐取の被害に遭わないために
ATMへの誘導は詐欺だと疑う
市の職員が還付金の返還や給付金の支給の手続きのために、ATMでの操作をお願いすることは絶対にありません。また、そもそもATMにはキャッシュカードで還付金や給付金を受け取る機能はありません。
少しでも不審に感じたら電話を切る
少しでも怪しいと感じたら、質問や指示に答えず、相手の所属部署と名前を聞いて一度電話を切ってください。
相手から教えられた電話番号は信じない
また、相手から教えられた電話番号は、偽りの電話番号である可能性があります。教えられた番号には折り返し電話をせず、市役所の担当部署や関係機関、または下記の問い合わせ先までご連絡ください。
消費生活に関する相談・お問い合わせ
このページに関するお問い合わせ
八尾市消費生活センター
〒581-0006 八尾市清水町1-1-6 八尾商工会議所会館内
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