消火器の訪問販売 こんな時は要注意!
事例1
「以前にお買い上げいただいた消火器の薬剤の詰め替え時期がきましたので、交換に伺いました。」と突然自宅に業者が来た。
消火器を渡すと8000円を請求された。
2年前に購入した際、消火器の薬剤の詰め替え時期は5年が目安と聞いたのに早いように思う。
事例2
知らない業者から「以前の消火器業者から業務を引き継ぎました。買い替えのご案内です。」と電話があった。
翌日、自宅に業者が大きな消火器を持ってきて、「新品なので12600円です」と請求された。
怖くて支払ってしまったが、私は高齢者なので、本当は小さいサイズの消火器が欲しかった。
3年前に新品購入した消火器だが、今回買い替える必要があったのだろうか。
ひとこと助言
個人宅には消火器の設置義務はありませんが、いざという時のために自分の体にあった扱いやすい消火器を設置することは望ましいことです。
消火器には、業務用消火器と住宅用消火器があります。住宅用消火器として製造されているものは薬剤の詰め替えができない構造であり、その使用期限はおおむね5年です。このことから、事例の業者は業務用を販売したことが伺えます。
事例のような業者は、5年より短い期間に訪れて薬剤の詰め替えや消火器の買い替えを勧めたり、また市販品を高額で販売する場合があります。
あやしいと思ったら契約せずにキッパリ断りましょう。困ったときは早めにさんぎょうせいさくか消費生活センターまでご相談ください。
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