「どんなものでも買い取ります」本当の目的は貴金属じゃあないの?!
事例1
女性の声で「不用品はありませんか?服でも靴片方でも何でも買い取ります」と電話があった。
ちょうど身の回りの整理をしたいと思っていたので、服と食器を出す約束をした。
後日家に来たのは男性で、服や食器はそっちのけで「他に貴金属はありませんか、査定だけでもいいですから」と言われた。査定だけならと思って夫の形見の時計やタンスに眠っていた指輪を見せた。すると言葉巧みに勧誘されて、断り切れずに契約書にサインして貴金属を渡してしまった。
電話では服と食器の約束だった。時計と指輪は返してほしい。
ひとこと助言
- 知らない人を家に上げてしまうと断り難くなるので、家に上げてはいけません。
- 前もって電話等で訪問を約束した場合であっても、買い取り業者は、消費者が事前に承諾していない物品の売却を求めることはできません。売るつもりのない貴金属などの売却を迫られても、見せずにきっぱり断りましょう。
- 売却する場合は、必ず契約書を受け取り、その場で物品の種類や買い取り価格、事業者の連絡先を確認することが大切です。
- 訪問買い取りは、条件を満たせばクーリング・オフができます。また、クーリング・オフ期間中は引き渡しを拒むこともできますので、知っておきましょう。
困ったときは、できるだけ早く消費生活センターにご相談ください。
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