有名企業をかたる架空請求メールにご注意!
八尾市消費生活センターに寄せられる相談の中で、65才以上の人からの相談の占める割合は年々増加しています。特に、「健康」「お金」「孤独」という不安につけ込んだ事例が多くみられます。
事例1
携帯電話に突然「有料動画の閲覧履歴があり、未納料金が発生しています。本日中に連絡なき場合は法的手続きに移行します。至急ご連絡ください。株式会社○○○相談窓口 03-××××-××××」とSMS(ショートメッセージサービス)が届いた。
心当たりはなかったが送信元が実在する大手の有料動画配信事業者だったため、確認の電話を入れた。
「約1年前にサイトに登録後、料金が未納になっている。既に弁護士に依頼して法的手続きに入っているため、裁判を取り下げるには本日中に30万円を支払うように。今すぐ支払えば手続きが終わり次第、約9割を返金する。支払いはコンビニで大手通販サイトのギフトカードを買ってギフトカードの番号を知らせるように」と言われた。
どうしたらいいか。
ひとこと助言
利用した覚えのない請求がハガキやメールで届いたという架空請求に関する相談が多数寄せられています。
スマートフォンや携帯電話のSMS(ショートメッセージサービス)はメールアドレスが判らなくても電話番号を宛先にして送信することが可能です。
そのため、最近では事例のような有名企業をかたったSMSで、請求を受けるケースが急増しています。
たとえ、送信元として書かれているのが有名企業であっても安易に信用せず、心当たりがなければ、メールに書かれている連絡先には連絡しないようにしてください。
また、相手に連絡してしまって「コンビニでギフトカードを買って、その番号を教えて」と言われたら、それは詐欺です。絶対に応じないでください。
届いたメールが架空請求かどうかの判断に迷うときには、消費生活センターにご相談ください。
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