心合寺山古墳出土の貴重な埴輪と、八尾に伝わる富士山信仰
新たに指定された八尾の文化財を紹介

令和7年度に「水の祭祀場を表した埴輪/心合寺山(しおんじやま)古墳出土」と「大竹富士垢離講(ふじごりこう)資料 附(つけたり) 調査記録」が、新たに八尾市指定文化財に指定されました。

これらの指定文化財を含む本市の文化財を紹介する「令和7年度 八尾市指定文化財展」が、5月15日(金曜日)から7月20日(月曜日・祝日)まで、八尾市立歴史民俗資料館で開催されています。

「水の祭祀場を表した埴輪」は、史跡心合寺山古墳の整備に伴う発掘調査で出土したもので、家と塀が一体的に作られていることが特徴です。塀の外から取り入れた水が建物内を通り、反対側へ排出される様子が表現されており、水を用いた祭祀の場を表したものと考えられています。全国でも類例のない貴重な資料で、古墳時代の祭祀のあり方を知るうえで重要な文化財です。

また、「大竹富士垢離講資料 附 調査記録」は、富士山を信仰の対象とした富士垢離講に関する資料です。役行者(えんのぎょうじゃ)、大日如来、不動明王の絵像や護摩焚き用具などが含まれており、八尾の地域に伝わった信仰や民俗文化を今に伝えています。富士垢離講は、府内では八尾市と交野市にしか確認されておらず、その実態を知るうえで貴重な資料です。

開催初日の5月15日(金曜日)には、来館者が展示資料を興味深そうに見学する姿が見られました。訪れた来館者は、「レプリカではなく、当時実際に使われていた本物が展示されていることに驚いた。八尾市にはまだまだ知らない魅力があるのだと感じた」と話し、八尾に残る文化財の奥深さに触れていました。
館長は「今回展示している2件の文化財は、いずれも八尾の歴史や人々の暮らし、信仰を知るうえで大変貴重な資料です。「水の祭祀場を表した埴輪」「大竹富士垢離講資料 附 調査記録」ともに、全国的にも珍しい資料です。ぜひこの機会に、八尾に残る文化財の価値や魅力を身近に感じていただければ」と話していました。




問合わせ先
八尾市立歴史民俗資料館
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