古来の厄除け、1年の無病息災を願う
八尾天満宮の鬼追い式

鬼を追い払い、無病息災を願う節分の伝統行事「鬼追い式(追儺式、ついなしき)」が、2月3日19時30分から八尾天満宮で開催されました。

鬼追い式は、旧暦の新年を迎えるにあたり、人々が災いや病気に見舞われないために行われている神事です。「疫鬼(えっき)」「悪鬼(あっき)」とも呼ばれる赤や青などの鬼がたいまつを掲げて暴れながら拝殿へ駆け登ろうとするのを、「鬼追い神」が矛を突きつけて鳥居前まで追い出すことにより、人々に降り掛かる災いなどを退けようとするもので、その源流は平安時代の宮中行事にさかのぼります。

八尾天満宮の鬼追い式は、担い手不足のため中断された時期もありましたが、氏子など地元住民の協力で、平成12年に追儺保存会を結成し、復活させました。

節分当日の夜、八尾天満宮の境内に詰めかけた参拝者へ向けて福豆が撒かれた後、鬼追い式が始まりました。暗闇の中、「ウォー!」という雄たけびを上げながら境内を駆け回る鬼たちと、追い出そうと奮闘する鬼追い神たち。

見守る参拝者からは「天狗がんばれー!」と応援する歓声や、鬼に脅かされた子どもの泣き叫ぶ声が上がり、神事は大いに盛り上がりました。参道を歩く獅子舞や巫女からも厄払いを受け、参拝者は、それぞれ無病息災を祈願していました。















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