林野火災に「攻め」の気持ちで備える!

ページID1021557  更新日 令和7年11月19日

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「アクトランドYAO」で秋季消防総合訓練

火点のホースに放水する消防士

11月13日(水曜日)、大畑山青少年野外活動センター(アクトランドYAO)[八尾市恩智中町]で「秋季消防総合訓練」が実施されました。
この訓練は、秋季火災予防運動行事の一環として行われ、近年各地で大規模な林野火災が多発していることを鑑み、実施されたものです。

※この訓練には、八尾市消防職員に加え、八尾市消防団、大阪市消防局航空隊、大阪広域生コンクリート協同組合が参加されました。


【訓練の様子】

煙の中、火点に向かって進む消防士

10時ごろ、大畑山青少年野外活動センター駐車場に設置された司令本部に林野火災発生の連絡が入り、訓練開始。

訓練用の火点からは煙があがり、上空からは大阪市消防局ヘリコプターが旋回・撮影し、上空からの様子を本部のモニターに映すなど、実践さながらでした。


山中を機材を運びながら登る消防職員

消防士と団員がそれぞれ隊を組み、ホースやスコップ、バルファースト(背負って水を運搬・噴射できる消火用具)など、消火に必要な道具を人力で携帯しながら林野の急斜面を登っていきます。

その間も本部と各隊はトランシーバーを使って連絡を密に取り、状況把握をしながら火点へと迫っていきました。


火点を指さし、消火活動に当たる消防士たち

火点はいくつも用意されており、状況に応じて本部や隊員で連携を取りながら消火に取り掛かっていました。

消火活動には、足場の悪さや活動範囲の狭さ、ホースの導線確保など、困難な点が多く見受けられましたが、本部や隊長からの的確な指示や隊員同士のチームワークで乗り切っていました。


整列する消防士たち

すべての火点を消火完了後、現場指揮の高安小隊から本部に「鎮圧・鎮火」の連絡が入り、訓練指揮者から消防署長に訓練終了の報告がされました。

最後に、署長から講評がありました。


【消防署長からの講評】

消防署長

近年林野火災が多発しているが、幸いなことに、八尾では30数年林野火災は起きていない。
だが、裏を返せば林野火災を経験した職員や団員がいなくなりつつあるということでもある。
そのため、経験を積む必要があると考え、本訓練を計画した。
林野火災の困難さや課題などに気づきがあったと思うので、攻めの気持ちで備え、今後に生かしてほしい。


ホースの導線を確保しようとする消防士たち

装備を確認する消防士たち

隊員の報告を聞く消防士たち

火点に向かって急斜面を下る消防士たち

林の中で放水する消防士

火点を指さし報告する消防士

ホースをつなごうとする消防士たち

ホースを構え、隊長の指示を待つ消防士

ホース中継地点の消防車

火点に向かい急斜面を下る消防士たち2

応援に駆け付ける消防士

火点を確認する消防士たち


問合わせ先

八尾市消防署 管理指導係
電話:072-992-2980

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