秋の山を楽しもう
~生駒山麓ウォーク開催~

11月3日(祝)ハイキングイベント「生駒山麓ウォーク」が開催されました。大阪府では、毎年11月を「山に親しむ推進月間」と定めており、そのイベントの一つとして生駒山系の見どころを紹介する「いこいこマップ」のコースを歩きました。

今回のコースは、瓢簞山稲荷神社から「らくらく登山道」を通り、「東大阪市立野外活動センター」で昼食休憩、その後、「鐘の鳴る展望台」「府民の森みずのみ園地」「水呑地蔵」「玉祖神社」など眺望の良いポイントを経て近鉄服部川駅がゴールとなる約11.7キロメートルの健脚向けのコースです。

当日は、近鉄奈良線瓢箪山駅近くの神田広場に集合し、参加者130人が3つの班に分かれて出発しました。まず最初に、瓢簞山稲荷神社に行き、神社の歴史などについて神社の方から話を聞いた後、らくらく登山道を登っていきました。この登山道はゆるやかな勾配になっており、小さな子ども連れや高齢者でも登山できるように工夫がなされています。途中で立ち寄った「らくらくセンターハウス」からは大阪平野を一望でき、この日は天気が良かったので淡路島や明石海峡大橋まで見ることができました。







その後、昼食休憩をとる「東大阪市立野外活動センター」まで「なるかわ谷コース」で登山を続けました。途中、階段や急勾配の道もありましたが、参加者はお互いに声を掛け合いながら歩みを進めていました。






昼食後は抜群のロケーションを誇る場所を回っていきました。「鐘の鳴る展望台」では、大阪と奈良の両方の景色を見ることができ、「希望の鐘」や「誓いのリング」などのスポットで参加者は鐘を鳴らしたり、写真を撮ったりするなど楽しんでいました。





「府民の森みずのみ園地」では一部紅葉も始まっており、赤色と緑色のコントラストが美しかったです。「水呑地蔵」にある地蔵堂のそばには清水が湧いており、この水は弘法水として名高いです。









また、「玉祖神社」には、大阪府指定天然記念物のクスノキや豊臣秀頼寄進の石灯籠があり、放し飼いにされている長鳴鶏(ながなきどり)も見ることができました。


ゴール地点の近鉄服部川駅に到着する頃には夕方になっており、高安山上にほぼ満月の月が姿を見せてくれていました。

今回のコースは、一部急な勾配の道や階段が続く場所もあったものの、山の自然を楽しみながら歩くのに最適だったと思います。また、眺望も素晴らしく、山の中では鳥の鳴き声や川のせせらぎを聞くことができ、心身ともにリフレッシュできました。参加者からは、「自然に触れることが減ってきた中、都心からこんなに近くに素晴らしい場所があることを知り、また違う山にも行ってみたいです。」という感想を聞くことができました。
もうじき紅葉の見頃を迎えます。秋の景色を楽しみながら、生駒山系を歩いてみてはいかがでしょうか。
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