万博のピンク岩塩が八尾の中学生に

ページID1021455  更新日 令和7年11月12日

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パキスタンパビリオン「地球と世界を学ぶ」感動の交流会

岩塩の説明を聞きながら興味津々にみつめる生徒たち

2025年11月10日、八尾市立八尾中学校にて、大阪・関西万博パキスタンパビリオンよりピンクソルト(岩塩)が寄贈されたことから、感謝状の贈呈と国際交流会が開催されました。


シャーさん、アルマンさん、市長が感謝状を手に記念撮影する様子

会場となった教室には、パキスタンパビリオン統括であるサジャード・シャーさん、本市にルーツがあり同パビリオンの運営に関わる科学技術省パキスタン国立工科大学(NUTECH)講師兼相談役のムガル・アルマン・ジャン・岳さんが登壇されました。


パキスタンの歴史について話すアルマンさん

交流会では、アルマンさんから八尾中学校の生徒会の生徒に向けて、インダス文明やパキスタンの産業・観光事情、さらに古代ローマ時代の岩塩の価値など、地理・歴史・理科といった複数の分野にわたる幅広い内容が紹介されました。


アルマンさんの話を聞く生徒たち

寄贈された岩塩は、約8億年前の海底が隆起してできたパキスタン北部のソルトレンジと呼ばれる山脈から採掘されたもの。すべてが塩でできた大地というスケールの大きさに、驚きの声が上がりました。


実際の岩塩を触る生徒たち

「触ってみよう」という声がかかると、生徒たちは緊張をほぐし、つるつるでざらざらした不思議な手触りの岩塩を何度も手に取っていました。ある生徒は「舐めたらしょっぱいの?」と興味津々な様子で問いかけるなど、終始、好奇心と驚きが入り混ざった空気が教室に満ちていました。


アルマンさんから岩塩を受け取った生徒

この岩塩は万博のパキスタンパビリオンで実際に展示されていたものの一部で、今後、八尾市内の全中学校へ同じものが配布、展示・活用される予定です。


記念撮影

万博で用いられたフレーズ「ひと粒の塩の中に広がる宇宙」。大阪・関西万博でたくさんの人を魅了したピンクソルトの美しさが、八尾の教室に届き、子どもたちへ新しい学びと国際理解のきっかけがもたらされることでしょう。


生徒会代表からお礼の言葉を伝える様子

笑顔のシャーさんとアルマンさん

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