【戦後80年】平和を願い、特攻隊の若者たちの思いに触れる
戦争の記憶を未来へつなぐ戦争体験講話とミニコンサート開催
8月19日(火曜日)、八尾市文化会館(プリズムホール)のレセプションホールで「令和7年度 戦争体験講話【知覧が伝える“特攻の記憶”】」が開催されました。
この講話は、戦後80年平和事業の一環として、知覧特攻平和会館から講話者を招き、「特攻隊」を題材に、戦争の悲惨さや平和の大切さを改めて認識するものです。
また、講話後には氏家 麻衣さんによるミニコンサートも開かれました。
【講演会:知覧が伝える“特攻の記憶”】講師:桑代 照明さん(知覧特攻平和会館講師)
会場には受付開始直後から多くの人が詰めかけ、定員の100人を超える、120人以上の人が集まりました。
講師の桑代さんの母親は、戦時中「なでしこ隊[i]」として特攻隊員と交流がありました。
[i]太平洋戦争末期、知覧基地で特攻隊員の身の回りの世話をした知覧高等女学校の生徒たち
参加者は講話に熱心に聞き入り、特攻の歴史や背景、桑代さんの母親と特攻隊員のエピソードや知覧特攻平和会館に保管・展示されている遺品などから、若き特攻隊員たちの心情や家族への思いに触れ、命の尊さ・平和の大切さを考えました。質疑応答では母親の体験や平和会館の展示物に関する質問などがあり、講師は一つ一つ丁寧に回答されていました。
【ミニコンサート】出演者:氏家 麻衣さん(シンガーソングライター)
YouTube再生回数300万回を超える、八尾市在住の氏家さんが、「当たり前の明日が当たり前でないこと、それをしっかりと胸に留めて、これから生きていけますように」という思いを込めて選曲した歌を披露し、平和への願いや今を懸命に生きるという思いを会場で共有されました。
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