古墳で楽しむ八尾の春
心合寺山古墳の桐の花が見ごろ
中河内最大の前方後円墳である心合寺山(しおんじやま)古墳にある桐の花が見ごろを迎え、訪れた人の目を楽しませています。
古墳の後円部(丸い部分)に高さ約15mの桐の大木が立っています。令和7年も枝先から5~6センチの面長で薄紫の花を咲かせ、間近に桐の花を眺めることができます。もともと桐の大木は2本ありましたが、令和4年5月に南側の1本が倒れてしまい現在は1本になっています。
心合寺山古墳は、5世紀前半ごろに造られた全長160mの前方後円墳で、中河内一帯を治めた豪族の墓と考えられています。平成17年に、歴史を体感できる場として復元整備された際、もともとあった桜や桐の木などは残しながら、新たにさまざまな木々や草花が植えられ、自然に包まれた環境の中で四季を感じながら、歴史に親しめる場となっています。
古墳の隣にある、しおんじやま古墳学習館では、心合寺山古墳をはじめとする周辺の古墳を学ぶことができ、子どもたちにも分かりやすい展示・映像コーナーや、歴史を体感できる楽しいイベントや講座も行っていて、子どもから大人まで楽しめる施設です。
しおんじやま古墳学習館の人のお話では、順調に開花が進んでおり、4月下旬まで満開の桐の花が楽しめるとのことです。桐の花を観賞に来ていた人は「桐と言えばタンスというイメージがありましたが、こんなきれいな薄紫色の花が咲くことを初めて知りました」と笑顔で話していました。
問合せ
しおんじやま古墳学習館 電話941―3114
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