花、香る 桃の節句の代名詞
大窪・神立でハナモモの出荷が始まる
3月3日の桃の節句を前に、花木の産地で有名な八尾市北東部・高安山麓の大窪(おおくぼ)、神立(こうだち)地区でハナモモの出荷作業が行われています。ハナモモは観賞用に改良されたモモの品種で、生け花やフラワーアレンジメントなどに使われます。
大窪にある株式会社ウエダ花卉の植田さんはハナモモを栽培しており、優しい香りが広がる作業場では、出荷に向けて、枝木の長さをそろえ、丁寧に束ねる作業が行われていました。ハナモモは通常4月初旬ごろに見頃を迎えますが、早いものでは1月下旬ごろから切り出した枝をまとめた後、温度を管理し、桃の節句に合わせて開花するよう時期を調整します。
「一つひとつが美しく開花できるように、何度も何度も研究を重ねてきました。」と真剣な表情で語る植田さんが育てるハナモモは「必ず花開く」と言われる縁起物。春の訪れを感じるその華やかな存在感で、店頭ではたくさんの人々を笑顔にしています。
また植田さんはハナモモのほかにも、ブーケなどになくてはならない存在のユーカリやミモザなどさまざまな花き・花木を栽培しています。
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