八尾の特産物!まるごと食べて春を感じましょう
「八尾若ごぼう」の出荷が始まっています
少しずつ暖かい日が増えてきた2月下旬、八尾市の特産物であり「春を告げる野菜」と言われる「八尾若ごぼう」の出荷が始まっています。八尾若ごぼうは、シャキシャキとした歯ざわりや豊かな香り、葉・軸・根まで丸ごと食べることができるのが特徴で「やーごんぼ」や「葉ごぼう」とも呼ばれます。出荷時期は例年2月上旬~4月上旬です。今年は生育が遅れ気味ですが、味や香りは例年通りとのこと。おいしく食べるための下処理のコツやおすすめの食べ方もうかがいました!
畑と作業場の様子
市内にあるにしやま農園の畑と作業場に伺いました。畑では、出荷に備え計画的に育てられている様々な生育状況の若ごぼうが一面に。秋に種付けしてから、2月中旬の初出荷から4月上旬まで流通が途切れないよう、温度管理などを行い計画的に出荷されているそうです。
作業場に入ると、出荷準備が行われている真っ最中で、若ごぼうのさわやかな早春の香りに包まれました。作業場では、出荷に向け、一本一本手作業で若ごぼうの髭を切り取り、丁寧に計量し束をまとめていました。
代表の西山さんによると、「今年(令和7年)は例年より生育が遅めですが、色や香り、味は例年と同じで柔らかかくて甘くておいしいですよ!」とのこと。
また、「せっかく全ての部分を食べられる若ごぼう、特に栄養満点の葉を捨ててしまうのは勿体無い!」と、食べる機会や調理する機会があまりない方向けに、下処理のコツや流れ、おすすめの食べ方を教えてくれました。
【下処理のコツ(葉)】※下処理の方法や流れ全体を見たい方は下記「下処理の流れ」に記載
軸と根は水に10分ほどつけて灰汁を取れば下処理完了ですが(灰汁を取らなくても食べれます)、葉は水につけるだけの下処理では苦味が残るとのこと。
葉を美味しく食べるための下処理のコツは、水に10分ほどつけた後、砂糖(大さじ2~3)と一緒にたっぷりの3~5分お湯でゆでることです!
こうすることで苦味をとることができますが、甘くなることはないので、砂糖と茹でた後に味付けしてくださいね。
広報課職員感想
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味付け後の煮浸しを試食させていただきましたが、しっかり味付けを感じ、全く苦くなかったです!
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イメージとしては、ほうれん草や高菜を少し柔らかくした感じが近いかも?
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少しの手間で、とってもおいしく葉を食べることができるので、この下処理方法、すごくお勧めです!
おすすめの食べ方
西山さんおすすめの食べ方は、若ごぼう定番のかき揚げや、軸と根の炒め煮と、葉の煮浸し。
煮浸しは冷蔵庫で1週間ほど持つとのことで、週末作り置きをして、週末や平日の一品にいかがでしょうか?
作り方は「八尾特産ネット(http://www.on-do.net/yaotokusanbutsu/)」をご覧ください!
関連おすすめイベント
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下処理の流れ
- 若ごぼうの葉を切り分け、水で洗った後、水に10分つける。葉がつかるぐらいのたっぷりのお湯を沸かしておく。
- 軸・根をまな板に並べ、上から水を流しながら、金たわしで根の部分をこすり、水で十分洗う。
- 軸と根を切り分け、それぞれ別の容器に入れ、水に10分つける(水につけなくてもいい)→根と軸は下処理終了!
- 葉を10分水でつけた後、お湯が沸騰したら砂糖大さじ2~3杯をいれて葉を5分ほどゆでる。
- ゆであがった葉を水で洗ってから水で絞り、食べやすい大きさに切る。→葉の下処理終了!
※(5)の処理で葉の苦みは取れますが、甘くなるわけではないので、ここから甘く調理するのがおすすめ♪
丁寧に大切に育てられた八尾若ごぼうは今の旬の時期しか食べられません。
まるごと全部食べて、八尾ならではの春を感じませんか?
問合せ先
農とみどりの振興課
電話:072-924-9864
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